こんにちは、bambi夫婦(@bambi_camp11)です!
機能と藝術の融合をコンセプトとするゼインアーツ。どの商品も美しいデザインと機能性があるものばかり…。
ゼインアーツのテントの中では、耐風性の高いコンパクト2ルームテントとして、ROGA-4があります。
2019年7月中旬にゼインアーツ ロガ4を購入してから2年半以上が経過しました。現在、テントを6張り所有しており、ロガ4と他のテントとの違いを改めて感じたので、記事の内容を更新しています。
残念ながら、2022年2月現在、ロガ4はジュラルミンフレームの供給不足から、オキトマ2の生産に集中するために、ロガ4を休止しています。
実際にロガ4を使ってみると本当頼れるテントであり、今まで使用してきた率直な感想をふまえて、特徴や魅力、注意点についてまとめていきます。
いつから生産を開始するか分かりませんが、購入を検討している方も、入手後のロガ4とのキャンプを想像しながら楽しく読んでいただければと思います。
ロガ4(ROGA4)の基本情報
まずは基本情報を確認していきましょう。
サイズ・重量
使用サイズ | 505×260×140(h)cm |
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収納サイズ | 62×23×23(h)cm |
総重量 | 6.8kg |
人数 | 2〜4人用 |
ロガ4は、最大高さは140cmであり、ロースタイルの2〜4人用コンパクト2ルームテント。横幅は505cm、奥行が260cmなので、細長い形状になります。
インナーテントは、最大4人が寝ることができるスペースが確保されています。
付属品
フライシート | 50Dシリコーンポリエステルリップストップ・PU加工(耐水圧1,500mm) |
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インナーテント | ウォール:20Dポリエステルリップストップ/ボトム:70Dナイロンタフタ・PU加工(耐水圧1,500mm) |
フットプリント | 75Dポリエステルタフタ・PU加工(耐水圧1,500mm) |
V字ペグ | 24本 ジュラルミン・17cm |
ロープ | 2.5m×12本・ダイニーマ(リフレクター仕様) |
付属品は上記のとおり、テント本体の他にインテーテント、フットプリント、ペグ、ロープが付属でついてきます。
ゼインアーツ ロガ4の特徴と魅力
ゼインアーツ ロガ4 には魅力はたくさんありますので、その魅力についてまとめました。
2人キャンプにぴったりなコンパクト2ルームテント
一般的なファミリー2ルームテントの高さより低いですが、横幅と奥行は同等の広さを確保したコンパクトテントです。
キャプテンスタッグの鹿ベンチとヘリノックスのサイドテーブルを置いてもまだスペースに余裕があります。
また、フライシートは左右対称となっており、4方面すべて開けることが可能。フライシートの中に4人用インナーテントを吊り下げ、さらに前室部分があります。
4人用とはいえ、4人寝たらそれでいっぱい。2人で使えば、2人寝て両サイドに荷物が置けるほど広いです。
ハイランダーのインフレーターマットとモンベルのバロウバッグを置くとこんな感じ。シュラフとマットを横にしてもちゃんと収まり、奥行きもピッタリ!
WAQとネイチャーハイクのコットを置くと、こんな感じ。真ん中にちょうど良いスペースができますね。
あとインナーテント内には左右2箇所にポケットがあるので、小物やウェットティッシュなどを置けて便利です。
インナーテント上部には、ライトが引っ掛けられるようなフックがあり、カナビラをつければスノーピークのたねほおずきとか軽いライトを吊り下げることができます。
さらに、インナーテントの2方面に出入り口(メッシュ付き)が付いているので、前室から入ることもできますし、外側から直接入ることも可能です。
もう一つインナーテントを追加購入すれば、前室部分に取り付けて、倍の人数で寝られます。逆に外してしまえば、フライシートだけでシェルターとしても使えます。
いろんなパターンができるので飽きないテントですよ〜
テント内は意外と広い
高さが140cmと低めのため、狭いのかな?と思いきや、中へ入ってみると意外と広いです。高さは低めだけど、横幅と奥行は一般的な2ルームテントと同じくらいの広さですからね!
さすがに完全に立てはしないものの、前後にやや高さがあるため、空間が広く、チェアに座って過ごすことが可能です。ロースタイルのファニチャーであれば余裕で使えます。
私たちは雨風が強い時は、タープを使用せずにロガ4にお籠りして過ごしていました。
2人で過ごすには十分な広さです。
秘密基地感があって楽しいよ!
耐風性が高いので、風が強い日でも安心感がある
ロガ4は耐風性能が高く設計されています。
2つのダブルクロスフレームをブリッジフレームで固定する構造は横風に強く、日本の山岳のベースキャンプ用としても十分につかえる構造とのこと。
さらに、フレームをロープでペグダウンすることでよりしっかりと固定されます。
実際に台風が接近中の風速5〜7mの予報の中で使ってみましたが、ペグダウンしてあればまったく浮くようなことはなかったし、風もほとんど隙間から入ってこなかったです!
テントの張り具合でバタバタ音はすることはありましたが、安定していたので安心感があります。
風が強そうな日はロガ4の一択ですね!
居住性をキープしつつ軽量コンパクトに設計
コンパクトな2ルームテントだけど、総重量はたったの6.8kg。しかも、テント生地やポールはかなり軽いため、持ち運びもラクちんです。
ファブリック表面を一般的なフッ素加工ではなく、シリコーン加工にすることによって、高強度でありながら薄くて軽い生地を実現してるのがすごいポイント!
スペック上では、一般的なテントやタープに使用される生地よりも薄い50Dが採用されています。
ぱっと見た感じでは薄くて大丈夫かな?とも思うのですが、強度を保ちつつも軽量化にこだわって作られていますね。
2ルームテントなのに設営、撤収がカンタン!
ダブルクロスフレームというポールを4本通して、ブリッジフレームで両サイドを固定して、あとはペグ打ちするだけ。
ポールを通すところとポール自体が色分けされているため、一目瞭然。どっちだったかな?と悩む必要もありません。
インナーテントはフライシートにつけたまま撤収できるのがお気に入りポイント!
設営時もフライシートをいつも通り設営するだけで、インナーテントも一緒に広がってくれるのでラクに設営できちゃいます。
設営方法をみたい方は動画をチェックしてみてください!
動画の最後の方にテントの周りを1周しているので、全体がどんな感じなの分かります。
デザインがかっこいい
もうとにかくかっこいいですよね。シンメトリーなデザインと絶妙な色味。
基本はシンプルなので、組みあわせによっていろんな表情を出すことができる!
ミリタリー系でまとめて男らしい渋いサイトにもできますし、アース系のカラーで合わせて可愛いらしくすることもできると思います。
ゼインアーツ ロガ4の注意点
やはり気になる点もありました…。素直に少し残念だと感じた点も挙げます。
出入り口の高さが低い
これはもう購入前から気になっていたこと。
テント内の高さが低いことはわかりきっていましたし、中に入ると想像していたよりは広く感じるのでいいのですが、気になるところは、入り口が少し低いことです。
出入りを繰り返すと、これがけっこう疲れますね。中で過ごすには問題ないのですが、荷物の出し入れが毎回中腰になるのでたいへんです。
私たちはもともとノルディスクのウトガルド というワンポールテントを使っていたため、高さが低いのに慣れず、、、。
ただ、冬キャンや風が強い日でお籠りするときは、特に気にならないですね。
お籠りならあまり立ち上がらないからね!
スカートが無いので冬シーズンには不向き?
ロガ4は、基本3シーズン仕様ということもあり、スカートがありません。
これは春、秋の夜の寒い時期に実際に使ってみないとわかりませんが、やはりわずかな隙間風は入るでしょう。
ちなみにマニュアルを読んでみると
「降雪やジッパーが凍る低温下に耐えうる仕様になっていないため使用しないでください」という内容が書かれています。
フライシートにメッシュがない
インナーテントは2面オープンすることができ、どちらもメッシュがついています。しかし、外側のフライシートは4面オープンすることができますが、メッシュはついていません。
前後の上部のベンチレーション部のみです。
寝るときは問題ないのですが、前室で過ごすときにメッシュにできないので、開けるか閉めるかだけです。
虫きらいな嫁としては、フライシートにもメッシュがついてたら最高なんですが…。
でも天気が良くて風が気持ちいいときは、開け放って前室でシートをしいてゴロゴロするのもおすすめですよ!
ゼインアーツ ロガ4のおしゃれな投稿
ここからはステキな投稿をご紹介したいと思います。
__stc.__さん
ロガの左右対称で静かな佇まいを感じられる写真。これを見て、インナーテントなしのレイアウトにチャレンジしてみたくなりました!
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風に強い日は頼りになる!軽くてコンパクトな2ルームテント
ゼインアーツ ロガ4 のレビューでした!
高さが低いことを気になる部分ですが、その分強風が吹いた時のロガ4の安定感に驚きです!標高の高いキャンプ場だと風が強いので、安心してキャンプを楽しめます!
6万円台でおしゃれ&機能的テントを買えたので大満足です。
コスパが良いテントだよ!
残念ながら、2022年2月現在、ロガ4の生産休止していますが、なるべく早く生産開始してほしいですね。
ロガ4も良いですが、高さが気になる方はゼクーMの方がいいかもしれませんね。今でも根強い人気があります。
GIGI2(ギギ2)はシェルターなので、いろんな使い方ができそうですね!
ゼインアーツから目が離せないね!
関連記事はこちら!
ロガ4と合わせて使っているタープ。気分に合わせて使い分けています。
この写真は長野県の内山牧場キャンプ場ですが、とても開放的で気持ちよかったですよ!広大な大自然の中でキャンプを楽しめるキャンプ場!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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