こんにちは、bambi夫婦(@bambi_camp11)です!
キャンプを始めるにあたって無くてはならないのがテントですよね!たくさんの種類のテントの中から私たちは「ノルディスクのウトガルド」を選びました!
ウトガルドは長方形になっているので、ギアのレイアウトが考えやすいし、セッティングもしやすい。
テントの中では高価な位置付けになりますが、実際に使ってみるとかなり良いテントだと実感しています。
特に寒いシーズンのキャンプはウトガルド内で引きこもりキャンプがメインです。フロアシートと本体をジップで締めるので、隙間風が侵入しません!めっちゃ快適!笑
この記事では、20泊以上使ってみて思った、ウトガルドの特徴と注意点をご紹介します。参考になってもらえるとうれしいです。
それでは、さっそくみていきましょう!
ノルディスク ウトガルド 基本情報
ウトガルドのコンセプトは「テントが家みたいになる」。四角いスタイルがグランピングに最適!なぜならギアのレイアウトが考えやすいからですね!中も広いので、テントなのに開放感を感じることができます。
収容人数 | 4~6人 |
---|---|
素材 | テクニカルコットン(ポリエステル65%、コットン35%) |
サイズ | 430cm×295cm×240cm |
重量 | 23kg |
耐水性 | 350mm、床100%防水 |
付属品 | ポール(スチール製)×9本・ペグ(スチール製)×24本 |
ちなみに、ノルディスクは北欧ブランドのメーカーですが、現在は欧州大陸を越え、日本や韓国などで大人気になっています。
ノルディスクはエキストリーム・パフォーマンスとレジャー・ユース両方に対し、アウトドア用品をデザインし、製造販売しているブランドです。ノルディスクの美学は、スカンジナビア・デザインの伝統に根ざしており、すべてのテント、寝袋、マット、バッグはシンプルで機能的であり、最先端機能素材で作られています。「限界への挑戦にチャレンジ」を掲げて商品開発を行っており、世界最軽量2人用テント「Telemark2 ULW」、グランピングに最適なオーガニック・ティピーテント「Alfheim12.6」など、数々の賞を受賞してきました。ノルディスクは100年以上の歴史と1000年以上のノルディック遺産を兼ね備えたブランドです
ノルディスク ウトガルドの魅力
まずはウトガルドの魅力を解説していきます。
① 見た目のわりには設営がカンタン
ウトガルドはワンポールテントであり、仕組みさえ理解できればカンタンに設営することができます。
ペグ打ちは多いですが、ややこしい組み立てはなく、慣れてしまえば単純です。2人で設営して、所要時間は20分くらい!
ファミリーであれば、ポールの準備をしたり、ロープを解いたり、ペグを打ったりして分担できるのでもっと効率良く設営できます。
流れをざっくり説明しますと…
やることはこのくらい!
設営方法の詳細やコツは別記事にまとめていますので、良かったら読んでみてください。
ちなみに、グランドシートとしてこちらのブラックシートを折り曲げて使用しています。
② 居住空間が広いので圧迫感がない
ワンポールテントだと隅の部分の天井が低く狭くなりがちですが、四隅の立ち上がりポールがあることで全体に高さが出て隅のスペースも狭く感じません。
隅でローチェアに座って過ごすこともできます。
中央付近は160~175cmあるので普通にに立つことができ、ストレスなく快適に過ごせます。さらに丸ではなく、四角い形の部屋になるのでレイアウトもしやすい。ラグも普通の四角いものを使えるため、レパートリーは豊富です。
③ とても暖かいので冬キャンプに最適
コットン素材のテントなので、比較的暖かいです。
寒いシーズンはタープ無しでテント内で過ごしています。
冬のおこもりキャンプにはもってこいですね!
ファミリー向けのテントを夫婦2人で使っているので、半分リビング、もう半分は寝室としてストーブを置けば完ペキ!
ホントに家にいるような感じです!
④ メッシュが多いので通気性も良い
ウトガルドはLegacyシリーズの中で最も通気性の高いテントです。
Legacyシリーズとは…アスガルドやアルフェイムなどのポリコットン素材でできたテントのこと。
暖かいということは夏は暑いのかな?と思いきやメッシュの部分も多いため通気性は意外と良いです。
- 出入り口:2面
- 出入り口の横:4面
- サイドの下側:2面(ミニサイズ)
全部メッシュにして開け放てば、風が通って涼しいです。無風だとちょっと暑くてキツイですが…
⑤ とにかく見た目がかわいい
なにより見た目がかわいい♡
ホワイトベージュの色味とノルディスクのしろくまさんのロゴ。
普通のワンポールテントとはちょっと違った形もおすすめ。
ノルディスクの中でもウトガルドはあまり使ってる人を見かけないですね。
人と被りにくいのもいいところ!
⑥ カーリ20と連結ができる
ノルディスクから「カーリ20」というタープが発売されており、写真のように連結することが可能です。
雨が降っても出入り口と連結できているため、濡れることなく出入りができます。
ノルディスク ウトガルド 注意点
とても良いテントなんですが、注意しなければならないことがあります。
① 重いので持ち運びが大変
出典:Nordisk
とにかく重いです。本体とフロアーシートを合わせると約31kgあります。
持ち運びがたいへんです!
あと地味に重いのが、『スチール製付属ペグ』なんと24本あります!
私たちは付属ペグを使わずに、鍛造ペグを使用していますので家に置いてあります。ペグを置いてくだけでも軽くなった気がします。
付属のペグでも設営できますが、キャンプ場によっては固い土があります。ハンマーで叩いても奥まで入らず、固定が甘くなるので鍛造ペグ(28cm)を持っておくことをおすすめします。
ウトガルドのような大きいテントこそ、しっかり固定しないと不安ですよね…。
私が使っている村の鍛冶屋の鍛造ペグとハンマーは使いやすくて優秀!気持ちよくペグを打てるため、ペグダウンが楽しくなっちゃう!
② しっかり乾燥させないとカビが発生する
コットン生地なので濡れたまま保管したらすぐ『カビ』が発生します。
撤収前に濡れていたら乾燥したタオルで水分を拭き取った方が良いです。これをやるだけでも乾くスピードが全然違う!
もし雨で濡れてしまったら家で頑張って乾燥させておきましょう。
③ ペグ打ちが多い
ペグを打つ本数は、全部で24箇所!!
- テント本体:14箇所
- フロアシート:10箇所
テントは14箇所は必須ですが、フロアシートは6箇所打ってます。
フロアシートのペグは短いのがおすすめです。風の影響を受けにくいので、短めのペグで十分!
旦那は「ペグを打つのが好きだし、家を建てるみたいでたのしい」と言ってるので、あまり悪い点と思っていないらしいですが…笑
④ 本体とフロアシートのジップが閉まりにくい
本体とフロアシートをジップで連結させるのですが、閉まりにくい。
縫い目の部分や角の部分が閉まりにくく、勢いをつけて力強く閉めないといけません。
私たちはその都度はずして撤収していましたが、なかには本体とフロアシートを連結させたまま撤収している方もいらっしゃるようで、目から鱗でした!
時短になっていいですね!今度試してみたいと思います。
⑤ 価格が高い
北欧ブランドというのもあって値段が高いです。
あとテント本体のみだけなく、別売りのフロアシートも購入しないといけないのでさらに追加料金が発生します。
フロアシートはなくても良いですが、お座敷スタイルができなくなるので必須アイテムです。
まるでおうち!?ウトガルドは快適に過ごせるテント!
ウトガルドの魅力と注意点でした。
もちろんデメリットもありますが、私たちが求めるテントの要素がたくさん詰まっているのでお気に入りのテントです。
雨で濡れてしまったら、心配でたまりません。それぐらい愛着がわきます。
余談ですが、生のウトガルドを見てから購入しようかと考えていましたが、家の近くのキャンプ用品店を周っても全然展示品を見つけることができませんでした。生のウトガルドを見ずに買って大丈夫なのか不安に感じましたが、買って正解でした!
ファミリー向けのテントなので「2人で大きすぎない?」と思っていましたが、実際に使ってみると贅沢に使うことができるので、夫婦やカップルでも楽しめるテントです!
たまのグルキャンの時は、みんなでわいわい楽しめますしね!
ノルディスク ウトガルドの購入検討中の方、興味のある方の参考になればうれしいです。
ウトガルド本体とフロアーシートはセットで売っているお店もありますが、別々で購入したほうが安いですよ!
私たちは持っていませんが、最近はインナーテントとカーリ20のみを組み合わせて使っている人もいますね!
全面メッシュなので夏は気持ち良さそうですよね♩
もちろん、そのままインナーテントとしても使えます!
ちなみに、私は個人輸入でかなりおトクに買いました。その方法はこちらの記事を読んでください。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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