こんにちは、bambi夫婦(@bambi_camp11)です!
みなさんは、キャンプでどんな料理を作っていますか?
ダッチオーブンやスキレットを使った料理だったり、お肉を豪快に焼いたり、ピザを作ったりとさまざまだと思います。
初めての料理メニューにチャレンジするのも楽しいですよね。
例えば、お店で食べるような本格的なピザをキャンプや自宅の庭などで簡単に作れたらなんて贅沢で最高なんでしょうか。
実は美味しくピザを焼き上げるには、400℃以上の高温で約60~90秒以内にピザを焼き上げる必要があります。
しかし、お店にあるような石窯の場合、なんと予熱時間は約120~180分も必要になり、時間や費用がかかってしまいます……。
一方、今回ご紹介するENROの窯焼名人2であれば、なんと約10~20分で400℃に達します。
料理が苦手な私たちでもこんなピザを簡単に焼き上げることができました!
しかも、持ち運べることができるので、どこでも本格的なピザや他の料理を楽しむことができるんです。
ということで、初めて本格的なピザをキャンプで作ってみましたので、レビューしたいと思います。
結論から言いますと、夫婦2人でしたが、ピザ作りをかなり楽しめました!
1枚目のピザはひどい失敗作になったね!笑
そうそう!でも2枚目、3枚目を作っていくうちにだんだん上達して美味しく作れたね!
回数を重ねるごとに上手く焼き上げたときはうれしくて感動しましたね。
その作る過程もとても楽しかったので、お子さんやグループなどの人数が多いキャンプだったらもっと楽しいでしょう!
窯焼名人2がどんな商品なのか、詳しくレビューしていきますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
ENROってどんなブランド?
ENROはピザ窯の商品を中心に、耐熱グローブやピザの出し入れに使うピザピールなどのピザ窯関連の商品、冷凍ピザ生地、チーズなどの食品を取り扱っているブランドです。
ブランド名であるENROは「ENJOY」と「炎」、「炉」の造語からきており、商品を使ってくれる人にアウトドアで「炎」と「炉」を楽しんでもらいたいという思いが込められています。
技術が発展してきた現代では、さまざまな便利かつ簡単な調理器具が販売されていますよね。
しかし、ENROはあえて「火」を使ったアウトドア料理を楽しんでもらいたい!とそんなメッセージを感じるブランドです。
確かに火を使う料理は、手間や時間もかかり、無駄だと思われるかもしれません……。
この一手間や無駄を楽しむからこそ、人生もより楽しくなっていく。私もこれに同感です!
実際キャンプも準備や片付けとか大変だけど楽しいよね!
焚き火を見ながら心が落ち着くと同じ感覚で、火を使った料理は火力のコントロールが難しいけど、何だかんだワクワクします。
あとで詳しく説明しますが、ENROは商品を販売するだけでなく、ピザ窯を長く使っているもらえるように、YouTubeやブログなどでさまざまな料理メニューのコンテンツを定期的に配信しています。
公式サイトを見れば分かりますが、どのコンテンツも分かりやすい!
そうそう!ユーザーが迷わないように丁寧に解説してくれて親切なブランドだね!
どれも美味しそうなものばかりなので、ぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね!
ENRO 窯焼名人2 ピザ窯の基本情報
それでは、基本情報について説明します。
窯焼名人2は、直径28cmまでのピザを焼くことができます。ドミノピザのMサイズは約27cmなので、同じくらいですね。
組み立て、分解もとても簡単であり、収納袋付きで持ち運びができ、どこでも使用することができます。
商品名 | 窯焼名人2 |
重量 | 10.7kg(付属のピザストーン含む) |
寸法 | 高さ:65cm、横:65cm、幅:39cm |
材質 | ステンレス(SUS430) |
製造国 | 中国 |
開発国 | 日本 |
屋外での使用を前提に作られていますので、屋内で使わないでください。
組み立て方法は、ENRO公式YouTubeチャンネルに動画が掲載されています。
私もこの動画を見ながら組み立てていきましたが、複雑な作業がなく、とてもシンプルだったのでスムーズにできました。
組み立てに必要な工具も入っているよ!
とにかく付属品が充実しているので追加で購入するものはなし
付属品が充実しているので、このセットを買うだけで本格的な調理ができます。
付属品は全部で13種類も!
もちろん燃料は別で用意する必要はありますが、それ以外は購入する必要がないので、すぐに調理することができます。
なによりもピザピールも付いており、使い慣れるまでは難しいですが、ピザ職人になった気分になれて楽しくピザ作りを楽しめますよ!
ちなみに、オプションでもっと使いやすいピザピールも販売されていますので、こちらは後ほど説明しますね。
美味しく焼き上げる構造
繰り返しになりますが、お店のようなピザを焼くためには、高温で素早く焼き上げなければなりません。
それだけでなく、高温状態をキープすることも大事です。
せっかく高温なのに、温度が急激に下がったら意味ないですもんね……。
窯焼名人2は「セラミックファイバー」という特殊な断熱材で保温性を高め、さらにフロントドアの厚みを増すことでより保温効果を高めています。
つまり、構造にもこだわっているんだね!
- 高温で焼く(400~500℃)
- 短時間で焼く(60~90秒)
- 高い保温性で熱を逃さない(特殊な断熱材&フロントドアの厚み)
ちなみに、お家にあるオーブンレンジの最高温度がどれぐらいなのか知っていますか?
実は200~250℃ぐらいなんです!
オーブンレンジで本格的なピザを作るのは難しいですが、窯焼名人2ならお店にあるようなピザ窯になるってことです。
お庭やアウトドアで本格ピッツァが作れたら最高ですよね!
さまざまな燃料に対応
ピザ窯名人2は3種類の燃料に対応しています。
キャンプで使う薪や炭、木質ペレットの燃料でOKです。
- 木質ペレット
- 薪
- 炭
それぞれの燃料でメリット、デメリットがありますので、まとめておきます。
燃料 | メリット | デメリット |
木質ペレット | 約10~15分で400℃を超える 火がつきやすい そのまま使える | しっかり燃やさないと煙が多くなる |
薪(広葉樹) | 煙が出にくい 約15~20分で400℃に達する 薪の匂いがほのかに食材についてより美味しくなる | 薪を入れやすいように長さ20cm以下、 太さ5cm以下に木を切る必要がある |
炭 | 火が長持ちする | 火がつきにくい 温度がペレットや薪ほど上がらない |
注意点としては、炭は火が長持ちしますが、その分温度が上がらないため、高い温度を必要とする料理には不向きです。
パンを焼くなどのそこまで高い温度が必要ない料理を作る場合は問題ありません。
また薪を使用する場合は、長さと太さを調整する必要があります。
ちょうど良いサイズの薪をお探しの方は、こちらの薪であれば太さを5cm以下にするだけで使用可能です。
総合的には、木質ペレットがおすすめです。
煙が多くなってしまうのはデメリットですが、400℃以上に温度を上げることができます。
本格的なピザを作るなら木質ペレットで簡単に温度を上げてみましょう。
ちなみに、公式サイトからのご購入でペレット2kg分を無料でプレゼントしてくれますので、こちらもぜひチェックしてみてください。
付属品の温度計で目安の窯内温度が分かる
窯内の温度は料理の出来上がりに重要なので、温度計で把握する必要があります。
付属品の温度計があるおかげで、目安の温度が分かりますよ。
ただ、温度計の位置がフロントドアに付いているため、開けると火元から離れるのでどうしても温度が低く表示されてしまいます……。
より正確に測定したい場合は、非接触デジタル温度計を使うとダイレクトに測定できるので良いですよ。Amazonなどで3000円くらいで購入できます。
窯焼名人2は最大500℃の高温まで耐えられるように設計されています。窯内温度が500℃を超えた場合は、燃料の追加を一旦ストップしてください。
ENRO 窯焼名人2のメリット
それでは、実際にENRO 釜焼名人2をキャンプで使ってみましたので、レビューしていきます。
本格的なピザを楽しく作れちゃう
木質ペレットで約400℃まで上げて、ピザを簡単に美味しく焼き上げることができましたね。
高温で焼いたことで外側の生地はカリカリ、短時間で焼いたことで具材の水分は蒸発せずにフワフワした食感で美味しかった!
こんなに簡単に作れるなんてびっくりだね。
そうそう!お店のピザみたいだった。
先ほど説明したように、窯焼名人2の熱を逃がさない構造なので、高温状態をキープしながらピザを焼き上げることができます。
本格的なピザをキャンプしながら食べれるのは最高でしたね。
失敗もピザを作る過程も楽しい!
これは率直な感想ですが、ピザ作りはとても楽しかったです!
窯を温めている、ピザ生地を伸ばす、具材を乗せる、ピザを焼く、ピザを食べる…どの時間も新鮮でワイワイしながら作れます。
実は最初から美味しいピザを焼き上げたわけでなく、失敗続きでした…。笑
1枚目のピザは、窯内の温度を上げすぎて時間も長く焼いてしまったので丸焦げ。
2枚目のピザは、途中でピザを回すこと忘れて、半分が丸焦げ。
これはひどく失敗したね!笑
ただ、3枚目以降はその失敗から学び、ちゃんと美味しく焼き上げることができたので大成功です。笑
最初は失敗するかもしれませんが、だんだん慣れてきますのでだんだん楽しくなりますよ!
付属品が豊富だけどオプションでより楽しめる!
豊富な付属品のおかげで、追加で購入する必要がなくピザを作れます。
付属品のものでピザ作りを楽しめた人は、オプション品でよりピザ作りが楽しめます。
特におすすめしたいのが「穴あきピザピール」です。
穴が空いており、ピザ生地がくっつきにくく、長さもあるのでピザの出し入れがもっと簡単にできます。
簡単に扱うことができたよ!
ピザを回転させるのもすごくやり易かった!
あとENROでは、冷凍のピザ生地やナン生地、モッツァレラチーズを購入することができます。
実は今回のピザ作りでは、ENROの冷凍ピザ生地を使わせていただきました。
ピザ職人が監修している生地であり、本当にお店レベルの味、食感で美味しいです。
焼き上がりの生地はサクサク!
あとピザ耳のふくれ具合も良かったね!
ピザ生地を自分で作ることはできますが、本格的なピザを作るならENROの冷凍ピザ生地をぜひ味わってみてくださいね!
レシピ動画で料理のレパートリーが増える
今回はピザしか作れませんでしたが、スキレットを使ってお肉を焼いたり、ナンやパン、アップルパイなど、さまざまな料理をすることができます。
しかも、ENRO公式サイトでは窯焼名人2を使った料理を数多く紹介しています。
コンテンツが今も更新され続けており、気になった料理にチャレンジしてみることも楽しそうです。
これ1台があればいろんな料理が作れるので、使って飽きることはなさそうですね!
こちらのリンク先にたくさん掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。
ENRO 窯焼名人2のデメリット
続いては、ENRO 釜焼名人2のデメリットについてもみていきましょう。
煙と高温に注意!
注意してもらいたいことは、煙と高温です。
木質ペレットを効率良く燃焼すれば、煙は出ないとかもしれませんが、私のやり方が悪かったせいか、けっこう煙は出ていました。
キャンプ場であれば問題ないですが、自宅のベランダや庭で使う場合は気を遣うと思います。
また繰り返しになりますが、釜焼名人2は400℃以上に達しますので、かなり高温な状態になります。
燃料を追加投入するとき、蓋を開けるときなど、誤って素手で触ってしまうとやけどをします。
耐熱グローブが必要になりますので、持っていない方は購入することをおすすめします。
ちなみに、ENROの耐熱グローブはしっかりとした作りで、熱さを全く感じませんでしたよ。
特に小さなお子様やペットがいらっしゃる方は、絶対に本体に近づけないように注意しましょう。
また、燃えやすいものが本体の近くにあると火災に繋がる危険性もあります。
安全な環境を整えたうえで楽しみましょう!
重くてかさばるので持ち運びが大変
重さは10kg近くあり、サイズも大きめなので、正直持ち運ぶのは大変に感じました。
収納バッグも付属していますが、持ち上げたときの安定性はあまり良くなく、少しアンバランスなところがあります。
なので、収納バッグで持ち運びをする際は、慎重に運ぶように注意しましょう!
個人的には、使用後は煤で全体的に汚いので、収納バッグを蓋して閉められるといいなと思いました。
他の荷物を汚れないように、車への積載もしやすくなりますしね!
煙突を定期的に掃除する必要がある
燃料が木質ペレットや薪などを使用するので、どうしても煤が出てしまいます。
薪ストーブのように、窯焼名人2に付着した煤をブラシで取り除く必要があります。
「火力が上がりにくい」「窯内の温度がおかしい」と感じたら、溜まっている煤が原因かもしれませんので、3~5回ほど使った後に1度ぐらいの頻度で洗うようにしましょう。
これはうれしいね!
- 掃除するときは、本体がしっかり冷えた状態で行ってください。
- 水をかけるなどの急激な冷やしてしまうと、ピザストーンの割れや本体の変形が発生するので、自然に冷えるまで待つようにしてください。
- ピザストーンは水洗いをしないでください。
具体的な掃除方法は、ENRO公式YouTubeに動画が掲載されています。
とても分かりやすいので、動画を見ながら掃除すればOKです。
ENRO 窯焼名人2をおすすめする人
実際にENRO 釜焼名人2を使ってみて、こんな人におすすめしたいです。
- 本格的なピザ作りを作ってみたい人
- 家族や仲間とワイワイ、楽しく調理したい人
- いろんな料理に作ってみたい人
- 自宅の庭などでBBQやパーティーをする人
持ち運びができるピザ窯ですが、正直なところ構造がしっかりとしているため、気軽に持ち運びはしづらいです。
ですが、使ったときの満足度はかなり高いので、家族や仲間と一緒にピザ作りや他の料理にチャレンジすれば、盛り上がること間違いなし!
特にご自宅に庭がある人は、キャンプだけでなく家でも使えますので、使用頻度も多いのではないかと思います。
ちなみに、期間限定なのか分かりませんが、現在釜焼名人2を購入しますと、無料でペレット2kg分をもらえますよ!
家族や仲間と楽しく盛り上がれる”本格的なピザ窯”
ENRO 窯焼名人2はいかがでしたでしょうか。
本格的なピザ作りに欠かせない、400℃以上の高温状態をキープしてくれる窯であり、短時間でピザ生地をカリッと美味しく作れました。
最初は失敗するかもしれませんが、作っていくうちにコツを掴んできますので、どんどん楽しくなってきますよ!
お店で食べるような美味しいピザが出来上がったときはうれしいですね。
私のようなキャンプや自宅などいつもと変わらない料理を作ることが多い人は、ぜひENRO公式サイトのコンテンツを見ながら気になる料理にチャレンジしてみるのも新鮮で楽しいです。
ENROの動画は分かりやすく丁寧な動画ばかりですので、簡単に作ることができますよ!
これから暖かくなってくる外で過ごしやすい季節になってきます。
この機会に検討してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
bambi夫婦(@bambi_camp11)でした。