こんにちは、bambi夫婦(@bambi_camp11)です!
いきなりですが、焚き火を楽しんだ後に芝生を見たら、少し焦げた姿を見て胸が痛くなった経験はありませんか?
焚き火シートを敷いている、地面から離れていると思って、焚き火を楽しんでいたつもりが、実は芝生や地面にダメージを与えてしまう可能性があります。
ということで、今回は「環境にとても優しい焚き火台」をご紹介したいと思います。
それがZEN Campsの「NT Fire Stand」です。
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この焚き火台の構想期間はなんと1年以上。
ZEN Campsの自然へのダメージを最小限にしたいという想いが、形となった焚き火台です。
キャンプをある程度する方なら分かってくれるかもしれませんが、撤収のときに焚き火台の下を見るのが怖くないですよね?
ちゃんと焚き火シートを敷いているけど、「地面や芝生が焦げたらどうしよう…」とか頭の中を過ぎってしまうことがあります。
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私もなぜかドキドキしてしまいます…。
この焚き火台なら、そんな不安を一瞬で取り除いてくれますよ!
もちろん環境に優しいだけでなく、焚き火台としても魅力満点となっていますので、レビューしていきたいと思います。
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ZEN Camps 焚き火台 NT Fire Standのスペック
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このNT Fire Standの特徴を一言で言い表すなら「自然を傷つけないこと」を徹底的に考え抜かれた焚き火台。
なので、他の焚き火台の仕様と違いがありますので、まずは基本情報を見ていきましょう。
基本情報
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商品名 | NT Fire Stand |
使用時サイズ | 約51.3 × 22.5 × 29.0cm |
折り畳み時サイズ | 約26.5 × 30.0 × 3.5cm |
収納袋サイズ | 約38 × 31cm |
重量 | 約1.3kg |
遮熱シートサイズ | 約36 × 48cm |
材料 | 焚き火台:ステンレス、遮熱シート:ガラス繊維、アルミシート |
付属品 | 火床、フレーム、遮熱シート、遮熱板(2枚)、五徳(2本)、収納袋 |
価格 | 11,980円(税込) |
一見するとピコグリルのような形をした焚き火台ですが、比較をしてみると、細かい部分にもこだわっていることが分かります。
そのこだわりを簡単に表にまとめると、このような違いがあります。
ZEN Campsの焚き火台は、両サイドと真ん中の3本軸で支える構造をしているため、大きめの薪をたくさん乗せてもしっかりと安定して使うことができます。
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また、五徳の滑り止め、高さ調整や火床の穴の大きさにより、クッカーが安定しやすく、火力調整もしやすくなっています。
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崩れる心配も少なくて安心して焚き火で調理が楽しめるね!
とにかく自然に優しい焚き火台
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繰り返しになりますが、地球に優しい焚き火台を意識して作られた焚火台ですので、焚き火からの熱を地面や芝生から守るために「遮熱板 兼 灰受け」を装着します。
さらに付属のアルミシートで熱反射もアップ!
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このダブル対策で高温の輻射熱から地面や芝生へのダメージをかなり低減してくれます。
- 遮熱板 兼 灰受け
- アルミシート
ZEN Campsの公式サイトにもあるように、焚き火台の下に手を置けるぐらいに熱くないことが分かりますね!
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私もアルミシートの上に手を置いて、温度感を確認したところ、全然熱くなかったです!
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恐る恐るだったけど、びっくりしたよね!
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そうそう!ただ、焚き火台周辺は熱いし、火の粉が飛ぶから気をつけてね!
手で確認する際は、周りのフレームや遮熱板の上などに触れないようにご注意ください。
組み立ても超簡単で時間もかからない!
焚き火台は、組み立てがしやすいことも一つの重要なポイント。
フレームはパッと広げれば安定するので、あとは遮熱板や火床を挿しこんでいくだけの流れです。
公式サイトに分かりやすい動画が掲載されていますので、詳細はこちらをチェックしてください。
ここでは組み立ての流れを簡単にまとめておきますね!
遮熱シートを広げて、その上に3つ折りになったフレームを広げて立たせます。
焚き火シートもあれば一緒に広げましょう。
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サイドから遮熱板を入れます。
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火床の溝をフレームに合わせながらセットします。(合計6箇所)
このとき、カチッと音がするまで押し込みます。
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ここまで来たら、後は五徳をセットしたら完成です!
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焚き火台自体は、たった4ステップで完成しちゃうよ!
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早いし、簡単だったね!
あと、収納袋にゆとりがあるので、焚き火台の取り出しや収納は楽ちんです。
スノーピークのシェルコン25にもピッタリ収まります!
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焚き火シートやアッシュキャリーも一緒に入れることもできるから便利!
一緒に使うギアをまとめて収納できるのは本当に便利ですよね。
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こうするだけで忘れにくくなるよ!
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ZEN Camps 焚き火台 NT Fire Standの魅力
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続いては、実際にNT Fire Standを使用してみて感じたことをレビューしていきますね。
横長の火床で焚き火も調理も楽しめる
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NT Fire Standは、ピコグリル398や498よりも火床は広めです。
なので、焚き火も楽しむことはもちろんですが、スキレットやクッカーなどを置いても焚き火の炎を鑑賞できる余裕があります。
また、ピコグリルのような形をした焚き火台ですので、ある程度長さがある薪でもそのまま乗せて燃やすことができます。
やはりフレーム強度が高いということもあって、安定感があり、使っていて安心感もあります。
なので、頑張って薪割りして薪を細かく軽くしなくても、そのまま投入しても全然OKですね!
ワイド&五徳高さで調整幅が広く調理しやすい
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使うクッカーにもよりますが、焚き火台とクッカーが大きさが合っていないと、思ったほどクッカーを火から遠ざけることができず、火力を調整しづらいと感じたことはありませんか?
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そうそう!クッカーが大きくて、焚き火台が小さいとバランスが悪いよね…。
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上記のメリットと少し似ていますが、横長のワイドを活かすことで、火力の調整がしやすいと実感しました。
火床の幅が短めの焚き火台の場合、幅が短いせいなのか、火が強い箇所と弱い箇所で温度差をつけづらく、火力があまり変わらないときがありました…。
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火床は約51cmもあり、他の焚き火台と比較しても広い位置付けなので、クッカーを置いても余裕があります。
また、五徳を2段階でセットすることができ、さらに火力調整がしやすくなりますね!
燃えカスや灰をキャッチしてくれるので片付けが楽ちん!
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遮熱板に燃えカスなどが落ちるので、片付けするときは横から遮熱板を取り出して、アッシュキャリーに入れるだけでOKです。
もちろん、火床に残った燃えカスもそのままアッシュキャリーに投入すれば片付けは終了!
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なので、面倒な燃えカスの後始末は、スムーズなので全然苦ではありませんよ。
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おすすめはアッシュキャリーと組み合わせて使うこと!
アッシュキャリーがあるだけで、焚き火での片付けの負担を下げてくれるギアですので、まだお持ちでない方はぜひ使ってみてくださいね。
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ZEN Camps 焚火台 NT Fire Standの注意点
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続いては、注意点についてもチェックしていきましょう。
焚き火台に求められる性能の一つとして、軽量とコンパクトであることも重要です。
軽量の観点からすると、重量が1.0kg未満だと軽くて持ち運びがしやすいイメージがあります。
NT Fire Standの重量は約1.3kgと少しオーバーしていますが、手で持ってみるとそんなに重くないので、デメリットに感じませんでしたね。
シルバーの焚き火シートが目立つ…
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個人的な好みですが、ZEN Campsのブラックの焚き火シートが好きなので、見た目的にシルバーの色が目立ってしまうのが気になりました。
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焚き火台がシートの上に乗っかるので見えづらいですけどね…。
最初にシートを敷いた瞬間は存在感がありましたが、使っていくうちに気にならなくなると思います。
その他は特に気になったことは思いつかず、焚き火シートの色のみですね。
ZEN Camps 焚火台 NT Fire Standをおすすめする人
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以上を踏まえて、ZEN Campsの焚き火台はこんな人におすすめします。
徹底的に自然を守るために作られた焚き火台であり、現在販売されている焚き火台の中では圧倒的に環境に配慮された設計になっています。
一般的に焚き火台での調理は、火力調整が難しいと言われていますが、この焚き火は他の焚き火台よりも火床が広く、高さ調整も容易です。特に横に長いことで、その幅を活かし火力を調整しやすいと思います。
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あと、薪の長さを気にせずに投下できるのも地味ですが、私は魅力的に感じますね。
また、3本軸で支える構造となっているため、薪をたくさん焚べても、ダッチオーブンのような重いクッカーを置いても安定感があるので、焚き火で調理を楽しむキャンパーにおすすめです。
ZEN Campsの”自然に優しい+使い勝手が良い焚き火台”を要チェック!
![](https://bambi-camp.com/wp-content/uploads/2023/08/NT-Fire-Stand-3.jpg)
NT Fire Standはいかがでしたでしょうか?
焚き火を楽しむことも重要ですが、これからはサスティナブルを意識することも大切ですね。
実際にキャンプで使ってみて、焚き火台の下が全然熱くなく、かなり環境に配慮しているものに仕上がっていると実感しました。
自然の中でキャンプを楽しんでいるからこそ、これからも自然の癒しやありがたみの恩恵を受けるために、環境への配慮を忘れてはいけませんね!
また、安定感や焚き火調理がしやすいなどの焚き火台としての機能性も十分です。
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まさに”2刀流”だね!
気になった方はZEN Campsの焚き火台をチェックしてみてください!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
bambi夫婦(@bambi_camp11)でした。