こんにちは、bambi夫婦(@bambi_camp11)です!
冬キャンプに必須な石油ストーブ。寒い冬を快適に過ごせるアイテムとして重要ですね。
各メーカーからいろんな種類が石油ストーブが出ていますので、どれを選んだら良いのか悩みませんか?
キャンプで使用する石油ストーブは、おうちで使用しているものと違い、要求レベルが高いと思います。
寒い環境で使ったり、車に何度も持ち運ぶからこそ慎重に選びたいところ。
- 持ち運びしやすいサイズ・軽量なものが良い
- 就寝中に灯油が切れない(長時間燃焼するもの)
- 車での移動中に灯油が漏れてこない
- テント・シェルター全体を暖めてくれるパワー
ということで、今回は人気あるの石油ストーブをシンプルに比較しながら説明していきます。
キャンプに最適な石油ストーブはどれ?
この記事では、秋冬キャンプを始めたいと思っている方、暖をとって快適なキャンプをしたい方、石油ストーブを買い替えたい方に向けて書いています。
石油ストーブ選びの参考になりますので、ぜひ最後まで読んでもらえるとうれしいです。
あと寒いシーズンが近づいてくると、商品によっては注文が殺到し、納期待ちが長かったり在庫がなかったりします。
必要な時にストーブがない!ということが起きてしまいます。
今のうちにゆっくり検討しましょう!
キャンプ用石油ストーブ 比較条件
いろんな記事や動画で比較したものはありますが、よりシンプルに比較するために、私が特に重要だと思う条件に絞って比較してみます。
その条件がこちら。
それでは、詳しく解説していきますね。
条件① | 暖房能力
自分が持っているテントやシェルターの大きさに対して、石油ストーブの暖房能力が足りているのかが重要です。
やはり暖房能力が足りないと、テント内の全体が暖まらず、結局寒い思いをしてしまいます…。
特に大型のテントやシェルターの場合は、空間が広いため、パワーのある石油ストーブでないとテント全体の室温が上がりにくいです。
ちゃんと暖まるかが選ぶポイントで一番大事かも!
そうだね!去年は大型テントなのにパワーが小さい石油ストーブで寒い思いをしたね…。
この値が大きいほど暖めるパワーが大きいので参考にすると良いですね。
暖房能力、サイズ違いで比較するならこちらの記事にわかりやすくまとめています。
条件② | コンパクト・軽量
キャンプで持ち運びするので、やっぱりコンパクトで軽い石油ストーブが良いです!
車に積載すると言っても、テントやクーラーボックスなどでトランクルームが埋まり、スペースに限りがあると思います。
特に冬のキャンプは荷物が多いので、コンパクトさはとても重要です。
キャンプでの石油ストーブあるあるですが、こまめに設置場所を変えることがあります。
移動させるときに重いと大変だよね…。
苦にならない程度の重さであればラクに動かすことができますね!
キャンプの積載で困っている方はこちらの記事もチェック!
条件③ | 燃焼時間
当たり前ですが、燃焼時間は長い方が良いですよね。
私の場合は夕食後〜次の日朝まで連続で使用していますので、できるだけ長く使いたいです。
燃焼時間が長いことでこんなメリットもあります。
・給油回数が減る
・給油する必要がないので、灯油タンクを持っていく必要がない
・就寝中に燃料切れを気にする必要がなく、安心して次の日の朝を迎えられる
給油の手間をなくしたい!荷物を減らしたい!寝てる時に止まって欲しくない!とワガママですいませんが、やはり冬キャンは寒いので、なるべく動きたくないと思っています。
ここで注意点ですが、就寝中に石油ストーブを使用する場合は、しっかり換気する&一酸化炭素センサーを使用しましょう。
一酸化炭素中毒を起こす危険性がありますので、十分に注意が必要です。
ちなみに、私はこの一酸化炭素センサーを使用しています。
車のマフラーに近づけると、ちゃんと音が鳴り反応することを確認しました。
少し高いでしが、こんなデザインがおしゃれなものもあります。
一酸化炭素センサーで自分や家族の命を守れるので必ず買いましょう。
燃料タンク容量の多い石油ストーブは、燃焼時間が長いので大事なポイントです。
条件④ | 石油ストーブの種類
石油ストーブは「反射式」と「対流式」の2種類に大きく分けることができます。
反射式
部屋の隅に置くことを想定して、反射板により正面方向へ熱を放射します。
反射板による一方方向への暖房効果が特に高いです。
対流式
部屋の中心に置くことを想定して、空気対流によって暖めます。
熱くなった空気が上昇し、対流を発生させ効率よく暖房する効果があります。
ここで大事なことは、どんなシチュエーションで石油ストーブを使うかということ!
テント内で使用する場合は、ポールの位置やテント幕の高さも考えて、どこに置きたいかを事前に考えておきましょう。
場所によっては、石油ストーブが近すぎるとテントが燃えてしまう可能性があるので注意が必要です。
条件⑤ | 燃料の漏れにくさ
車に積載して、燃料が漏れたら大変ですよね。
万が一燃料が漏れてしまったら、車はもちろんのこと、大切なキャンプ道具が灯油臭くなってしまいます。
キャンプを始めた最初の頃は、家で使用していた石油ストーブをキャンプに持って行きましたが、キャンプ場に向かう途中の山道で横揺れで燃料が漏れてしまい、かなり苦い経験をしました。
車が灯油臭くなって大変だった……。
以前、使っていた石油ストーブはこちらのモデルになります。
この経験から車の移動中で漏れることが多いので、やはり漏れにくい構造だとベストですね。
条件⑥ | デザイン
最後はやっぱりデザイン。
人ぞれぞれ好みはあるかと思いますので、あなたが愛着が持てる石油ストーブを選びましょう。
いろんなメーカーから発売されているので悩みどころですが、キャンプサイトの雰囲気を変える道具の一つなので慎重に選びたいとこですね。
キャンプ用石油ストーブの比較
さっそくですが、今回比較する石油ストーブを紹介します。
コロナ | SLシリーズ
型式 | SL-6622 |
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寸法(高さ×横×奥行き) | 598×460×460mm |
重量 | 11.2kg |
暖房出力 | 6.59kW |
カラー | ホワイト |
種類 | 対流式 |
燃料タンク容量 | 7.0L |
燃焼時間 | 10.9時間 |
点火方式 | 電池点火(単1/2本) |
特徴 | 遠赤外線、カラー点火つまみ |
対震自動消化装置 | ◯ |
初代SLが誕生してから50年以上経っている、コロナのSLシリーズ。
暖房出力は高く、遠赤外線炎筒とホワイトフレームが身体をしんからあたためます。
グッドデザイン賞を受賞し、クラシカルなフォルムに人気が出ています。
最近では、キャンプテンスタッグとのコラボで300台限定が発売されましたね。
ダークグリーンを採用し、2021年にはすぐ売り切れとなりました。
2022年10月現在であれば、キャプテンスタッグのオンラインショップで購入できます。
気になる人はぜひチェックしてみてくださいね!
トヨトミ | レインボーストーブ(RLシリーズ)
型式 | RL-250(R)、RL-251(G)、RL-250(W)、RL-F2500(H) |
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寸法(高さ×横×奥行き) | 485.7×388×388mm |
重量 | 6.2kg |
暖房出力 | 2.50~1.25kW |
カラー | レッド、ダークグリーン、ホワイト、ダークグレー |
種類 | 対流式 |
燃料タンク容量 | 4.9L |
燃焼時間 | 20.2〜40.2時間 |
点火方式 | 電池点火(単2/4本) |
特徴 | 2重タンク構造、ニオイセーブ消化 |
対震自動消化装置 | ◯ |
7色の光が特徴的なトヨトミ レインボーストーブ。
家のリビングにもマッチするベーシックなデザインからランタン調のデザインも人気でカラーバリエーションが豊富です。
サイズ、重量が大きめなのでコンパクトさに欠けますが、燃料タンク容量はなんと4.9L!
燃焼時間は20時間以上なので、ガンガン燃料を気にせずに使いたい方に向いてます。
限定モデルのRL-F2500もあります。
ダークグレーの落ち着きのあるカラーであり、スモークガラスの燃焼筒に暖かい炎が浮かび上がってきます。
出典:Amazon
ランタン調ではないタイプもあります。
こちらも限定モデルになりますが、Gearシリーズと呼ばれる、タフなデザインに仕上げたモデルです。
オリーブグリーンとコヨーテブラウンのアースカラーがキャンプにマッチします。
個人的にはこちらが好みですね。
型式 | RR-GE250 |
---|---|
寸法(高さ×横×奥行き) | 480×388×388mm |
重量 | 6.2kg |
暖房出力 | 2.50〜1.25kW |
カラー | オリーブグリーン、コヨーテブラウン |
種類 | 対流式 |
燃料タンク容量 | 4.9L |
燃焼時間 | 20.2〜40.2時間 |
点火方式 | 電池点火(単2/4本) |
特徴 | 2重タンク構造、ニオイセーブ消化 |
対震自動消化装置 | ◯ |
飽きさせないシンプルなデザインなので人気を集めています。
スノーピークから出ているグローストーブに少し似ていますね。
トヨトミ | KS-67H
型式 | KS-67H |
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寸法(高さ×横×奥行き) | 583×482×482mm |
重量 | 11.0kg |
暖房出力 | 6.66kW |
カラー | ブラック、ホワイト、グレー |
種類 | 対流式 |
燃料タンク容量 | 6.3L |
燃焼時間 | 10時間 |
点火方式 | 電池点火(単2/4本) |
特徴 | 2重タンク構造、ニオイセーブ消化 |
対震自動消化装置 | ◯ |
圧倒的な暖房力で暖めてくれるトヨトミのKS-67H。
今回紹介する石油ストーブでは、最もハイパワーです。
暖房出力が6.66kWだから、大型テントやシェルターでも一気に暖まるよ!
デメリットは大きさと重さぐらいかな。
高い暖房能力を求めるならKS-67Hがおすすめ!
レビュー記事をぜひチェックしてみてくださいね。
ちなみに、石油ストーブは収納ケースは必須です。
もしご検討されているなら、ANOBAのストーブダストボックスが使い勝手が良くおすすめ!
パセコ | CAMP-25
型式 | CAMP25 |
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寸法(高さ×横×奥行き) | 440~570×445×445mm (ゴトク取り付け時:615mm) |
重量 | 11.5kg |
暖房出力 | 6.4kW |
カラー | ブラック、アーミーグリーン |
種類 | 対流式 |
燃料タンク容量 | 7.0L |
燃焼時間 | 10時間 |
点火方式 | 電池点火(単2/4本) |
特徴 | 小型化が可能 |
対震自動消化装置 | ◯ |
個人的に一番気になるのが、PASECO(パセコ)のCAMP-25。
ハイパワーな石油ストーブですが、高さを低くすることができるので小型化が可能です。なので、車に積載がしやすいですね。
今ならこちらの楽天ショップで 『5000円OFF』クーポンをゲットできるので、損しないように購入しましょう。
パセコ | WKH-3100S
コンパクトなタイプならPASECOのWKH-3100Sがおすすめです。
しかも、1万台で買えるのでコスパも非常に良い!
Amazonでも購入できますが、公式サイトなら定価で購入できるので、チェックしましょう!
型式 | WKH-3100S |
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寸法(高さ×横×奥行き) | 441×325×325mm |
重量 | 5.2kg |
暖房出力 | 3.0kW |
カラー | サンドベージュ、ブラック、ホワイト、グレー、タン |
種類 | 対流式 |
燃料タンク容量 | 5.3L |
燃焼時間 | 18時間 |
点火方式 | 手動 |
特徴 | 低価格 |
対震自動消化装置 | ◯ |
Newアルパカ | ストーブコンパクト
型式 | TS-77 JS-C |
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寸法(高さ×横×奥行き) | 405×350×350mm |
重量 | 6.6kg |
暖房出力 | 3.0kW |
カラー | ブラック、オリーブドラブ |
種類 | 対流式 |
燃料タンク容量 | 3.7L(5.0L) |
燃焼時間 | 10時間 |
点火方式 | マッチ点火 |
特徴 | 新モデルからPSCマーク取得、JHIA認証商品にクリア |
対震自動消化装置 | ◯ |
2019年から日本仕様のアルパカストーブが販売されています。
旧モデルでは、日本の安全規格に対応していなかったので安全面が気になっていました。
しかし、新モデル「Newアルパカ」からクリアし、安全性が高まりました。
それ以外にも旧モデルからグレードアップした箇所が4つ!今まで不安に感じていた部分が一新されています。
- 天井部分とグリップが一体化
- 中間版付きで安全ガードがより頑丈
- 油量計が見やすく、給油口キャップがしっかりと装着
- 上板受け部分の加工がより安全に変更
ちなみに、旧モデルの燃料タンク容量や発熱量は変更されていません。
コンパクトでありながら暖房出力(3.0kW)はトップクラス!暖房性能が高いですね。
燃料タンク容量(3.7L)は安全容量になりますので、実際は旧モデルのように燃料タンクからあふれる直前まで入れると5L以上入ります。
2021年に新色「オリーブドラブ」が追加!半ツヤでかっこいい感じです。
専用ケースがないと持ち運びが大変ですが、今なら専用ケースがプレゼントされますので、お買い得です。
アラジン | ブルーフレーム
型式 | BF3911(G)、BF3911(W)、BF3912(K) |
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寸法(高さ×横×奥行き) | 551×388×405mm |
重量 | 8.5kg(G,W)、8.8kg(K) |
暖房出力 | 2.68kW |
カラー | グリーン、ホワイト、ブラック |
種類 | 対流式 |
燃料タンク容量 | 4.1L |
燃焼時間 | 15時間 |
点火方式 | マッチ点火 |
特徴 | 排ガス浄化触媒 |
対震自動消化装置 | ◯ |
青い炎で柔らかな暖かさで空間を包んでくれるアラジンのブルーフレーム。
伝統のあるレトロなデザインが人気です。
性能はもちろん、どこに置いてもおしゃれな空間を演出してくれます。
キャンプだけでなく、家の部屋でも使いたい方にも良いですね!
一酸化炭素や臭いの基となる炭化水素を低減してくれる触媒が付いています。
カラーは3色。どれもおしゃれなので迷ってしまいそうです。
フジカ | ハイペット
型式 | KSP-229-21C-J2※-BL KSP-229-21C-J2※-WH ※オプション追加で仕様が異なる |
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寸法(高さ×横×奥行き) | 432×310×310mm |
重量 | 5.5kg |
暖房出力 | 2.5kW |
カラー | ブラック、ホワイト |
種類 | 対流式(オプション追加:反射式) |
燃料タンク容量 | 3.6L(4.1L) |
燃焼時間 | 10〜12時間 |
点火方式 | マッチ点火 |
特徴 | 燃料が漏れない特殊な構造 |
対震自動消化装置 | ◯ |
転倒しても燃料が漏れない構造になっていることで有名なフジカのハイペット。
車移動中に燃料が漏れるという心配をしなくても大丈夫なので安心感があります。
しかも、サイズもコンパクトであり、5.5kgと軽量トップクラス!
積載時もラクになりますが、キャンプ中でのストーブ位置を苦に感じずに動かすことができます。
オプションが充実しており、使用環境に合わせて、グレードを選択することが可能です。
詳細は【魅力すぎる石油ストーブ】フジカ・ハイペット !キャンパーが絶賛する理由がわかりました。を参考にどうぞ!
とにかく人気がありすぎて、2021年9月時点では納期が1年8ヶ月待ち……。
ただ、2022年11月現在では、受注はSTOPされているため、残念ながら購入することができません。
キャンプ用石油ストーブを比較した結果
各石油ストーブの仕様をまとめたものが下の表です。
商品名 | コロナ SLシリーズ | トヨトミ RLシリーズ | トヨトミ KS-67H | パセコ CAMP-25 | パセコ WKH-3100G | Newアルパカ ストーブコンパクト | アラジン ブルーフレーム | フジカ ハイペット |
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画像 | ||||||||
参考価格 | 18,680(税込) | 35,145円(税込) | 30,700円(税込) | 39,600円(税込) | 18,999円(税込) | 34,100円(税込) | 54,780円(税込) | 受注中止中 |
型式 | SL-6622 | RL-F2500 RL-250(R) RL-251(G) RL-250(SB) RL-25Mなど | KS-67H | CAMP25 | WKH-3100S | TS-77 JS-C | BF3911(G) BF3911(W) BF3912(K) | KSP-229-21C-J2※-BL KSP-229-21C-J2※-WH |
サイズ (高さ×横×奥行き) | 598×460×460mm | 485.7×388×388mm | 583×482×482mm | 440~570×445×445mm | 441×325×325mm | 405×350×350mm | 551×388×405mm | 432×310×310mm |
重量 | 11.2kg | 6.2㎏ | 11.0kg | 11.5kg | 5.3kg | 6.6kg | 8.5kg(G,W) 8.8kg(K) | 5.5kg |
暖房出力 | 6.59kW | 2.50~1.25kW | 6.66kW | 6.4kW | 3.0kW | 3.0kW | 2.68kW | 2.5kW |
燃料タンク容量 | 7.0L | 4.9L | 6.3L | 7.0L | 5.3L | 3.7L(5.0L) | 4.1L | 3.6L(4.1L) |
燃料タンク構造 | 記載なし | 2重タンク | 2重タンク | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 燃料が漏れない特許構造 |
連続燃焼時間 | 10.9時間 | 20.2〜40.2時間 | 10時間 | 10時間 | 18時間 | 10時間 | 15時間 | 10〜12時間 |
種類 | 対流式 | 対流式 | 対流式 | 対流式 | 対流式 | 対流式 | 対流式 | 対流式 |
点火方式 | 電池点火 | 電池点火 | 電池点火 | 電池点火 | 電池点火 | マッチ点火 | マッチ点火 | マッチ点火 |
対震自動消火装置 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
カラー | ホワイト | ダークグレー、ホワイト ダークグリーン、レッドなど | ブラック ホワイト グレー | ブラック アーミーグリーン | サンドベージュ ブラック ホワイト タン グレー | ブラック オリーブドラブ | グリーン ホワイト ブラック | ブラック、ホワイト |
条件① | 暖房能力
ハイパワーの石油ストーブを選ぶなら、コロナ SLシリーズやパセコ CAMP-25、トヨトミ KS-67Hです。
大型テント/シェルターを持っている方は、ハイパワーの石油ストーブを選べばしっかりテント全体を暖めてくれますね。
一方で、軽量でコンパクトな石油ストーブは持ち運びがしやすいが、暖房能力が低めの傾向があります。
条件② | コンパクト・軽量
コンパクトで軽量なのが、パセコ WKH-3100Sとフジカ ハイペットですね。
非常にコンパクトであり、重量も5kg台で持ち運びが楽ちん!
Newアルパカもサイズと重量のバランスが良いですね。
この中では、先ほどのハイパワーの石油ストーブが重く、サイズも大きめなので積載時にスペースを確保できるか注意が必要です。
条件③ | 燃焼時間
燃焼時間はトヨトミ レインボーが約20時間と最長で、1泊2日なら燃料を気にせずにガンガン使えるので快適に過ごせそうですね。
それ以外のほとんどの石油ストーブは10時間くらいです。
使い方によっては、1回給油した方が寝ている最中の燃料切れを回避できると思います。
心配な方は灯油タンクを用意しておくと、途中で給油することができるので安心ですよ!
条件④ | 石油ストーブの種類
私は石油ストーブをテント内の隅に置いて使いたい派なので、反射式タイプの方が使い勝手が良いです。
ただ、先ほどの比較した表から分かるように、対流式のものばかり。
そこでストーブファンを使えば、対流式でも効率良く温風を前方に送ることができ、テント全体を暖めることができます。
ちなみに、電源不要なので、石油ストーブの上に置くだけでファンストーブが動きます。
ストーブを囲んで使いたい時はストーブファンを外せばOKですよ。
条件⑤ | 燃料の漏れにくさ
転倒しても燃料タンクから漏れてこない、特許のあるフジカ ハイペットが一番です。
他のネット記事を読んでも「漏れてこない」という声が本当に多かった!
ただ、トヨトミの2重タンク構造も漏れにくいと思います。
実際にトヨトミ KS-67Hを満タン状態で積載して移動していますが、今のところは漏れたことがありませんね!
条件⑥ | デザイン
デザインに関しては人それそれですが、アラジン ブルーフレームのレトロ感が堪らないですね。
トヨトミ レインボーとアラジン ブルーフレームはレトロ調なデザイン、Newアルパカとフジカ ハイペットは小柄で可愛らしいデザインが良い!
デザインだけではなく、サイトの統一感も大事になってきますので、カラーにも慎重に選びましょう。
タイプ別におすすめするなら…
最近の石油ストーブは、おしゃれなデザインや安全性が高いものが増えているので、選択肢も増えて悩んでしまいますね。
ということで、最後にタイプ別におすすめを紹介します。
自分のスタイルにあった石油ストーブを選ぼう!
キャンプに最適な石油ストーブについて解説しました。
ご自身が使用するテントやシェルターの大きさ、車の積載能力によって、最適な石油ストーブが変わってきます。
キャンプで使用するので、軽量でコンパクトなもの方が持ち運びがしやすいですが、テントの大きさによっては暖房能力が足りず、思ったよりも暖まらなかった…ことも起きるかもしれません。
なので、私たちのような寒がりの方は、持ち運びが大変になりますが、ハイパワーな石油ストーブを選んだ方が快適なキャンプを楽しめます。
このように暖かさの感じ方やストーブの使い方、車の積載量など、人によって選ぶストーブは変わってきます。
強いて言うならコンパクトな石油ストーブがおすすめかな!
そうだね!それでも暖房能力が足りなかったら納得してハイパワーなものを買えるね!
あと、デザイン、性能も良い石油ストーブが増え、キャンプで使用するのが当たり前になってきてます。
そうなると「石油ストーブがほしい!」と思っても在庫がない場合が高いので、早めに検討して購入するようにしましょう。
石油ストーブで重要だと思う条件で比較してみると、あなたに合う石油ストーブが見つかります。
ぜひ参考にしてもらえるとうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
秋冬キャンプの寒さ対策!
ポータブル電源も必須です。石油ストーブ×電気毛布は最強の組合せです。
石油ストーブ以外での寒さ対策をすると、冬キャンプをより快適に楽しめることができます。