こんにちは、bambi夫婦(@bambi_camp11)です!
今回は私たちのお気に入りテントの一つである、HELSPORTのValhallのレビュー記事になります。
バルホールは憧れのテントであり、購入するか悩んでいましたが、去年の年末に購入しました。
20万円近くする高級なテントなので、多くの人が憧れているテントがどんな感じなのか、何が魅力的なのかを解説します。
ということで、今回の記事ではバルホール ヘルスポートを実際に使用してみて感じた魅力や注意点、特徴について説明していきます。
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バルホールが内部空間が広く、天井も2m近くあるため、身長が高い人でも快適に過ごせるテントです。
しかも、ピン張りしやすいように設計がされており、テントを張った姿がとてもかっこいいですよ!
また、記事の後半では、大きなトンネル型テントを比較していますので、価格やサイズ感、付属品など、参考にしてもらえるとうれしいです。
それでは、さっそくみていきましょう!
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ヘルスポート バルホールのスペック
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HELSPORTは1951年にノルウェーで設立され、70年以上、最高のテントやシュラフなどを作り続けています。
日本での知名度はまだ低いかもしれませんが、世界的に有名であり、品質・デザインともに高評価を獲得しているブランドです。
バルホールの基本情報や特徴をみていきましょう。
基本情報
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商品名 | Valhall(バルホール) |
---|---|
サイズ | (約)横780×奥行300×高さ210cm |
収納サイズ | (約)横32×縦52cm |
重量 | 約10.73kg(ペグ・ポール含む) |
ポール | 580cm×1 / 540cm×2 / 470cm×2 |
入口数 | 6 (サイドの開口部含む / 2ヵ所にはメッシュスクリーン付き) |
収容人数 | 8〜10人 |
材質 | テント:ポリエステル(Helsport Rainguard 耐水圧3000mm) ポール:アルミ |
付属品 | アウターテント×1、ポール×5、ペグ×32、収納袋(S)×1、収納袋(M)×1、収納袋(L)×1 |
バルホールは大きなトンネル型テントであり、収容人数は8~10人なのでグルキャンや人数の多いファミリーキャンプに最適です。
天井が高さは180cmであり、広々として快適な空間で過ごすことができます。
付属品は本体とポール(5本)、ペグのみであり、非常にシンプル。ガイロープは本体にすでに結ばれた状態になっています。
ちなみに、予備ポール部品も付いてきますよ。
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バルホールはポリエステル素材のテントということもあり、このサイズ感で重量は約10kgなので軽い方ですね。
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ちなみに、記事の後半では同じタイプのテントでいろいろ比較しているよ。
収納時のサイズもコンパクトなので積載性も良いです。スペースもほとんど取られませんね。
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独自の生地は難燃剤で処理されている
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バルホールの生地は、難燃加工が施されているため、薪ストーブやガス機器を使うことが可能です。
ヘルスポートの良いところは生地にこだわっていること!
バルホールは「Helsport Rainguard® FR(難燃性)」という生地が採用されており、天候の変化や厳しい温度条件下でもフライシートをしっかり保つように構成されています。
あと「AirFlow Ⅱ換気システム」という、ヘルスポート独自の換気システムを採用しています。
このシステムはより新鮮な空気を取り込むことができる環境づくりをしています。
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空気循環が優れているので、結露も低減してくれるよ。
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ヘルスポートはノルウェーブランドなので、冬でも快適に過ごせるスペックになっているんだね!
設営方法は簡単なので楽ちん
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バルホールが大型テントなので、設営が一見難しそう見えますが、設営はとても簡単です。
設営方法の流れを説明しますね。
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本体を広げて、片側のサイド2箇所をペグダウンします。
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ペグダウンしてテントを広げた後に気付いたときがあったね…。
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スリーブとポールの色が同じであることを確認してポールを5本入れていきます。
色は3色ありますので、間違えないように気をつけましょう。
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ポールを入れる最中はむやみ引っ張らないように注意してね。
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ポールの接続部分が抜けたり、スリーブに引っかかりやすいだよね…。
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全てのポールを入れたら、本体を起こして残りのペグを打って完成です!
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強風でなければ、片側3箇所ずつの計6箇所で問題なく過ごすことができます。
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簡単に設営できるので撤収も楽ちんだよ。
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オプション品でより快適に!
別売りになりますが、インナーテントやグランドシートを購入することで、より快適なテントになります。
インナーテントは吊り下げ式で4人用のスペースがあり、メッシュウィンドウも可能です。
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インナーテントは最大2つまで取り付けができるよ!
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ヘルスポート バルホールのメリット
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続いては、実際に使用してみて感じた、バルホールのメリットについて説明します。
張り姿のシルエットがかっこいい
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なんと言ってもバルホールの張り姿がかっこいいです!
しっかりとテンションをかけれるように設計されており、誰でもピン張りでかっこよく張ることができます。
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シャープなシルエットが堪らない!
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シンプルな形状をしているのですが、なぜか心惹かれるテントです。
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本当に大好きなテントですね!
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天井は高く中が広いので快適に過ごせる
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バルホールはドーム型のテントであり、ポールがテント内に立っていないため、広く使うことができます。
天井高さは最大180cmもあるので、身長が高い人でも立ったまま移動できたり快適に過ごせます。
また、横780×奥行300cmと広く、テント内にギアをたくさん入れても十分スペースがありますね。
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バルホールに守られている安心感があっていいですよ!
ポリエステルなのに薪ストーブが使える
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一般的にはポリエステル製のテントは難燃性がないため、薪ストーブを使えないことがほとんどです。
しかし、バルホールは難燃性に優れたポリエステルを採用しているので、テント内で薪ストーブやガスを使用することができます。
テントの天井部分から薪ストーブの煙突を外部に出すことが可能で、テント内で薪ストーブを使った調理ができたり、暖を取ったり、炎を見たりと過ごせますね!
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ちなみに、テント内から煙突部を見るとこんな感じです。
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ここから薪ストーブの煙突を出せばOKです。
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オールシーズン使える大型テント
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春から夏の暑いシーズンは出入り口を開放し、メッシュにすれば虫の侵入をブロックできます。出入り口は全部で6箇所あるので、風通しを良くしたかったら出入り口を調整すれば通気性も確保できます。
秋から冬の寒いシーズンは薪ストーブや石油ストーブを使えるので、お籠もりキャンプも楽しめます。
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まさにオールマイティーなテントですね!
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このように、バルホールは春夏秋冬いつでも使用できる優れものです。
これ一つでキャンプの幅が広がるので、四季を通じて楽しみたい人におすすめですね!
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ヘルスポート バルホールのデメリット
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続いては、バルホールへの不満や注意点などのデメリットについても説明します。
スカートが付いていない
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バルホールの張り姿のシルエットは美しいですが、スカートが付いてません。
正確に言うと、メッシュ部分の出入り口に1箇所だけが付いており、それ以外の箇所は付いていないです。
なので、どうしてもすきま風が侵入してきますので、少し寒いと感じるかもしれません。
ただ、バルホールは地面とのすき間ができにくい設計をしており、ピン張りすれば地面とのすき間が小さくなり、思ったよりも風が侵入しないと感じています。
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意外と風が入ってこないし、スカートがバタバタしないから良いかも!
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そうだね!ピン張りすることが大事だね!
寒いシーズンはテント内を暖めにくい
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バルホールは薪ストーブやガスなどの暖房機器を使えるメリットがある一方で、テント内が広い分、暖めにくいです。
なので、高出力の暖房機器が必要となります。
実体験で言うと、フジカ ハイペットを使用しても暖房力が足りず、思ったほどテント内の気温は上がりませんでした……。
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一方、高出力のトヨトミ KS-67Hを使用したときは、テント全体の気温が上昇し、快適に過ごすことができましたね。
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寒いシーズンに使うなら高出力の暖房機器も用意しましょう!
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薪ストーブも良いけど、寒がり屋さんは石油ストーブがおすすめかな。
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ポールを入れるのに少し苦労するときがある
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基本的に計5本の長いポールを通したら、ほぼ完成するため、設営自体は簡単ですが、その長いポールを入れるのに少し苦労するときがあります。
画像のように、ポールを奥までしっかりと挿し込む必要です。
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ただ、ポールを入れる際にスリーブとの滑りが若干悪かったり、ポールの接続部が外れたりして、スムーズに入らないことがあります。
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同じようにポールを入れるタイプのテントで、ゼインアーツのROGA-4(ロガ4)と比べると、バルホールのポールは途中でスリーブに引っかかる感じがあります。
なので、ポールが引っかからないように通すのが大変に感じますね。
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私は全然気にならないけど、bambi旦那だけが苦手だね笑
ヘルスポート バルホールを検討している人へ
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ここまでバルホールのメリット、デメリットについて説明してきましたが、他のテントとも比較してどうなのかも気になるところ…。
ということで、バルホールのようなトンネル型テントで他のものと比べてみましょう。
他のトンネル型テントと比較
今回、比較するのはこちらのテントです。
商品名 | ヘルスポート バルホール | ノルディスク レイサ6 | ogawa アポロン | サバティカル アルニカ |
---|---|---|---|---|
画像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
参考価格 | 219,780(税込) | 170,500円(税込) | 165,000円(税込) | 88,800円(税込) |
使用サイズ | W780×D300×H210cm | W645xD295xH210cm | W435×D320×高さ205cm | W620×D320×H210cm |
収納サイズ | φ32×52cm | Φ35×70cm | 80×45×35cm | 81cm×42cm×35cm |
重量 | 約10.73kg ポール、ペグ含む | 約17.0㎏ | 約23.0kg ポール含む | 約20.5㎏ ポール、ペグ含む |
収容可能人数 | 8~10人 | 6人 | 5人 | 8~10人 |
耐水圧 (フライシート) | 3,000mm | 3,000mm | 1,800mm | 3,000mm |
主な材質 | テント:ポリエステル 難燃性 ポール:アルミ | テント:ポリエステル ポール:アルミ | テント:ポリエステル ポール:アルミ | テント:ポリエステル ポール:アルミ |
インナーテント | オプション | 付属 | 付属 | 付属 |
スカート | なし | なし | あり | あり |
グランドシート | オプション | あり※ ※テント全体ではない | オプション | なし |
バルホールは高額なテントでありながら、インナーテントやスカートが別売りになります。
一方で他のテントにない魅力ポイントとして、重量が最も軽く、難燃性ポリエステルで薪ストーブを使うことができます。
また、横幅は780cmで一番横長く、奥行きや高さは他のテントを同じくらいの大きさです。
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空間が広いから人数が多いキャンプに向いているね!
ヘルスポート バルホールをおすすめしたい人
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ドーム型テントを比較した結果、こんな人にヘルスポート バルホールをおすすめします。
バルホールを買いたい!けど、高すぎるよ…と思ってしまいますが、少しでも安くゲットするには、セール中を狙って購入するようにしましょう!
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バルホールは使うほどにどんどん好きになっちゃうテント!
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ヘルスポート バルホールはいかがでしたでしょうか。
大きなトンネル型テントなので、テント内が広く、身長が高い人でも立ったまま快適に過ごせるテントです。
ヘルスポート独自の難燃性ポリエステル生地を採用し、煙突窓が付いているため、薪ストーブを使うことができます。
このサイズ感で重量は約10kg弱なので驚きですね。
人数の多いグルキャンやファミリーはもちろん、ギアが多い人やお籠もりキャンプをしたい人にもおすすめですよ。
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バルホールは誰でもピン張りができるので、かっこよく設営できます。しかも、シルエットもかっこいい。
高額なテントですが、使ってみると本当に良いテントだなーって実感します。
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設営する度にテンションが上がるね!
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そうだね!嫁のバルホール愛がすごいよ笑
バルホールがかっこいいと思った方、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。
また、今回紹介したバルホール以外にも、バランゲルドームやギムレガミリー4などの北欧の過酷な環境下でもガシガシ使える、ヘルスポートのテントが販売されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
これからの寒いキャンプにおすすめの記事はこちら!
石油ストーブが冬キャンプに欠かせないギア。
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ポータブル電源と電気毛布で寒さ対策をしてより快適にキャンプを楽しみましょう!
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