こんにちは、bambi夫婦(@bambi_camp11)です!
今回は誰もが気になるであろう、イエティのクーラーボックスについてご紹介します。
クーラーボックスといえば、キャンプに欠かせない道具であり、キャンプ場の冷蔵庫と言っても過言ではありませんね。
いろんなクーラーボックスがある中で、有名度は間違いなく上位に入ってくるのが「イエティ」です。
私は「タンドラ35 タン」を使っています。
いろんなモデルが出ていますが、サイズが異なるだけで、実は基本的な仕様はほぼ一緒です。これからイエティのクーラーボックスの購入を検討している方に参考になる内容になっています。
でも、こんなことを思ったことはありませんか?
- 保冷力はいいと聞くけど、本当にいいの?
- 値段が高すぎ!
- 他のメーカーと同じサイズくらいなのに容量が小さいから不便そう…
- 高いのに買った理由を知りたい
確かにカッコいいんだけど、値段が高いだけに悩んでしまいますよね…
ということで、今回はコールマンのスチールベルトクーラーと比較しながら解説していきます。
YETIのクーラーボックス(タンドラ35)は高いけど、買う価値があるのか?
この記事では、イエティのクーラーボックスに興味がある方、高いクーラーボックスを買う理由が知りたい、実際の使い勝手を知りたい方に向けて書いてます。
最後まで読んでいただくことで上記の内容が分かると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
結論から言います。
- 見た目でなく、実用性を重視する
- 今使っているクーラーボックスに特に不満はない
- 持っていく食材や飲み物は多め
- 高いクーラーボックスを買うなら別のモノを買えると思う
それでは、さっそくみていきましょう!
なんでイエティのタンドラ35を選んだのか?
キャンプをし始めてから存在を知っていたけど、値段が全然かわいくないので買うのをあきらめてました。
イエティのクーラーボックスを買った理由は主に3つ。
- 最強クラスと言われる『保冷力』が気になった
- サイトの雰囲気をガラッと変えたかった
- ずっと憧れてた
私が買った理由に興味がある方はぜひ読んでください。
最強クラスと言われる『保冷力』が気になった
「熊が襲ってきても破壊されないほど頑丈である」とよく聞きますが、それはあまり興味がないです。笑 キャンプに行けば熊が襲ってくる可能性は0ではないですが、もし襲ってきたらクーラーボックスよりも自分や家族の命の方が心配ですよね…。
私が「頑丈さ」よりも気になったのがやっぱり「保冷力」!
コールマンのスチールベルトクーラー(以下、スチベル)も使っています。では、スチベルの保冷力に不満があったかというと…そうではありません!
ただ純粋に「今のスチベルよりも保冷力が高いと、キャンプでどう違ってくるのか?」と気になっていたので、使ってみたいと思いました。
サイトの雰囲気をガラッと変えたかった
自分のサイトを見ると、意外とクーラーボックスって存在感ありません?
私のスチベルはターコイズなので、かわいらしい、ナチュラルな雰囲気にピッタリです。
一方、イエティのクーラーボックスはカラーによりますけど、無骨感、シックな雰囲気にしてくれます。
どちらも好きなので、気分に合わせてクーラーボックスを変えたいと思いました。
ずっと憧れていた←片思いの人って感じ
この理由も私の中でデカイ。
キャンプを始めてから約2年経ちましたが、ずっと気になっていたクーラーボックスでした。
例え話ですが、同じクラスメイトに一目惚れをした女の子がいるとしましょう。ずっと気になっているけど、高嶺の花のような存在で、なかなか話しかける勇気がなかった。けど、2年経ってもやっぱり気になる存在だったので、やっと話しかけてみた!…そんな感じ。笑
要するに、ずっと気にしていた⇨本当に欲しいという証拠だと思います。もし気になっていなかったら、多分イエティの存在を忘れているでしょう。
ということで、勇気をふりしぼって買っちゃいました!笑
タンドラ35(TUNDRA35) |イエティ(YETI)
出典:Amazon
基本情報
サイズ、重量など以外の情報も盛り込んでいます。実は細部までこだわっているクーラーボックスなんですね!
サイズ | 外寸:54.3×41.0×40.0cm 内寸:37.1×26.7×28.6cm |
---|---|
重量 | 9.07kg |
シェル素材 | ポリエチレン |
フォーム素材 | ポリウレタン |
付属品 | バスケット |
タンドラ35のロックはラバーラッチになります。
これでガッチリと密閉して、外気をブロックしてくれます。
重いクーラーボックスを持ち運びしやすくするために、滑り止めグリップを採用。
使い終わったあとは溶けた氷が水になります。
ドレンを少し緩めるだけで2か所の穴からカンタンに水を抜くことが可能です。
サイズ
外寸はこちらです。
幅:約54.3cm、奥行き:約41.0cm、高さ:約40.0cmになります。
内寸はこちらです。
幅:約37.1cm、奥行き:約26.7cm、高さ:約28.6cmになります。
カラー
タンドラ35はネイビー、タン、ホワイトの3色があります。他のモデルでは、チャコールやリバーグリーンといったカラーも設定されています。人気があるのはタンですかね。
希少カラーのチャコールもステキです。
出典:A&F
最近はリミテッドエディションカラーの「ハーベストレッド」も発売されています。
イエティ タンドラ35の注意点
まずは注意点についてみていきましょう。
デメリットを妥協できそうなら、魅力と特徴まで読んでみてください。
価格が高めなので手が出しにくい
一番のデメリットは価格が高いこと!
もちろん、イエティはブランド力があるから高いということもありますが、私はその理由だけではないと思います。
下の図はタンドラ35のクーラーボックスの特徴です。その数は12個!(タンドラ35の場合)
保冷力、頑丈さを高めるための構造や技術、製法、素材など、こだわり抜いたクーラーボックスなんです。つまり「付加価値が高い=価格が高い」になるのは当然かもしれないですね。
出典:A&F
偽物に注意!
いきなりですが、買うときは偽物に注意が必要です。
hinataの記事によると、イエティのアイテムの一部には、偽物の存在も確認されているそうです。私の推測ですが、ランブラー系のタンブラーやコルスターだと思います。
コルスターの偽物品の見分け方は「【YETI】重量感のあるコルスター(缶クーラー)!やっぱり圧倒的な保冷力です」で少し触れていますので、気になる方は参考にどうぞ。
ただし、クーラーボックスに関してはまだ偽物は確認されていないそうですね。やはりカンタンにコピーできるモノではないのでしょうか。
そうは言っても、あまりにも値段が安い場合は警戒した方が良いでしょう。心配な方は正規販売店(A&F)で購入した方が確実だと思います。
本体が大きいわりには容量が小さい
タンドラ35とスチベルのクーラーボックスのサイズ、容量を比較してみると、外寸はほとんど同じなのに、内寸が小さいことが分かります。そのため、スチベルの容量が約51Lに対し、タンドラ35は約28.3Lになります。
一般的に30Lくらいであれば2人用に使えます。ただし、食材や飲み物を多めに持っていくことが多い方は、少し足りないかもしれません。
コールマン スチベル | イエティ タンドラ35 | |
外寸サイズ 幅×奥行き×高さ | 60.0×42.0×41.0cm | 54.3×41.0×40.0cm |
内寸サイズ 幅×奥行き×高さ | 47.0×27.5×33.5cm | 37.1×26.7×28.6cm |
重量 | 7.5kg | 9.07kg |
容量 | 約51L | 約28.3L |
容量が小さいのも残念ですが、それよりも2Lペットボトルが縦に入らないのがちょっとツライ…。もちろん、横向きにしてあげれば入ります。
容量が小さくなってしまう理由は、保冷力を高めるための極厚の断熱壁を作り出す必要だからです。なので、全体的に約10cmほど、内寸サイズが小さくなっています。一般的に1cmの厚みがあれば良いと言われていますが、イエティは5cmの厚みで設計されています。ちなみに、側面を測定してみたらスチベルは約2cm、タンドラ35は約7cmでした。
壁の厚さは保冷力にダイレクトに影響する部分なので仕方がないと考えています。
容量が心配な方は、ソフトタイプのクーラーでサブ用として使えばOKです。例えば、絶対に冷やしておきたい食材、飲み物はイエティに入れて、その他の食材をソフトタイプに分けて入れると解決します。
クーラーボックスだけで重い
スチベルの重量は約7.5kgに対して、イエティ タンドラ35は約9.1kgです。
食材や飲み物を入れたら、さらに重くなります。
しかし、容量が小さい分、入る量も制限されます。容量が大きければ、より量が入るため、結局同じくらいの重さになるんじゃないかと思い、私はあまり気にしていません。
イエティ タンドラ35の魅力と特徴
ここまではデメリットと感じる部分を解説しました。次はイエティ タンドラ35の魅力と特徴について解説します。
圧倒的な保冷力を誇る
構造的に保冷力が高い、イエティのクーラーボックス。コールマンのスチベルに対してどれくらい違うのでしょうか。
まずイエティは保冷力をキープするための工夫が3つあります。
特に蓋と本体との密閉性を高めるガスケットキットが付いているのがうれしい。このガスケットが意外としっかりしており、イエティの本気を感じます。笑
実はスチベルはガスケットのような、密閉性を高めるものがついていないんですよね…。
では、コールマンのスチベルに対して、実際のキャンプでどう違ってくるのかというと…
- 夜に飲むビールがかなり冷えたまま←冷蔵庫から取り出したぐらい冷えている
- 2日目の残っている氷が多い
正直なところ、まだ1泊2日しか使っていないので、感じた違いはこれぐらいでした。でも、冷たさをよりキープしていることは間違いないのかなと思います。
おそらく2泊3日以上すると、保冷力が高いメリットをもっと実感できると思うので、やってみたら追記しますね。
頑丈なので壊れにくく一生使える
高価なクーラーボックスなので、すぐに壊れては困ります。
今までの説明からイエティのクーラーボックスは構造、製法によって、耐久性のあるモノに仕上がっています。頑丈さについては、これ以上説明することはありませんが、長く使い続けれるのは魅力的です。
そう言っても、本体は丈夫なのに、それ以外のラバー部やハンドルグリップ部などが壊れたらショックですよね。
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でも大丈夫!補修パーツを別売りで購入することができます。こちらで交換部品を確認することができます。
>>A&F(REPLACEMENT PARTS)
デザインも気に入ってるのであれば、一生使い続けれる→払った金額を回収できると思ってます。
カゴが付属で付いてくる
しっかりとしたカゴが付いてきます。
あまり使用していませんが、調味料や細かい食材など区別して入れると、取り出しやすくなります。
カッコイイので、所有感を満たしてくれる
間違いなく「所有感」を満たしてくれるクーラーボックスです。
キャンプ道具を選ぶ基準は機能や耐久性だけでなく、デザインも重要視します。特にそれが高ければ高いほど…。
車を買うときもそうだと思いますが、燃費や壊れにくさだけで買う、買わないを判断していないでしょう。私は、まず自分好みのデザインをしているか、それがクリアしてから他のことを考えています。
やっぱりカッコイイと思えるイケメンのクーラーボックスに大満足です!
イエティ クーラーボックスのサイズ違い:どれがベスト?
イエティのクーラーボックスはいろんなサイズが発売されているので、どれがベストなのか悩みますよね…。
A&Fで取り扱っているイエティのクーラーボックスを比較しやすくするために表でまとめてみました。各クーラーボックス特徴の詳細はA&F公式サイトでみれます。
それぞれのクーラーボックスのサイズや特徴からどんな方に向いているか、結論から言います。
- ローディ24:ソロキャンがメイン。食材、飲み物少なめ。2.0Lペットボトルが立ててれるのが良い。
- タンドラ35:2人キャンがメイン。食材、飲み物少なめ。
- タンドラ45:2人キャンがメイン。食材、飲み物多め。ファミキャンがメイン。食材、飲み物少なめ。
- タンドラ65:ファミキャンがメイン。食材、飲み物多め。
- タンドラ ホール:ファミキャンがメイン。食材、飲み物少なめ。2.0Lペットボトルが立ててれるのがイイ。ラクに持ち運びたい。
ローディ24(2020年発売)
以前までは「ローディ20」が発売されていましたが、生産中止となりました。
※ローディ20は在庫無くなり次第終了予定です。ローディ20の方が良いと思う方は今のうちに買った方がいいです。
その後継モデルとして「ローディ24」が発売されました。以前のモデルと比べると、ハンドル部やTラッチ部の変更、そして容量アップしています。個人的に一番うれしいのは「2Lペットボトル」が縦に入るようになったこと!縦に入ることでペットボトルの取り出しやすさが全然違います。
出典:CAMP HACK
CAMP HACKさんの記事に細かいところの違いや保冷力の違いについて検証していますので、良かったら読んでみてください。
タンドラ35/45/65
出典:YETI
イエティのクーラーボックスといえば、タンドラシリーズですね。その特徴は、頑丈に作られているため、どんな過酷なシーンでも安心して使えるし、一生モノ。
大きさは3種類あり、タンドラ35、45、65です。容量で表現した方が分かりやすいと思うので、それぞれ28.3L、37.8L、57.5Lになります。人数や食材、飲み物の量に合わせて選ぶことができますね。ちなみに、本場アメリカはもっと種類が出ています。
ただし、どのサイズも2.0Lペットボトルを縦に入れることはできないので注意が必要です。
タンドラ ホール
出典:A&F
タンドラに車輪が付いたクーラーボックス。
タンドラの保冷力をキープしたまま、車輪を付けることで持ち運びしやすくなったデザイン。キャリーワゴンみたいですね。
デメリットとしては、16.8kgの重量級であること。車輪を使ってコロコロ運ぶ分なら全然重さを気にする必要はありませんが、車への積載時に持ち上げないといけないので大変です…。
ただ、2.0Lペットボトルも立てて入れることができるようになっているのがうれしいポイント。タンドラのデメリットを克服しているので、実用性はかなり高いでしょう。
同じサイズのクーラーボックス比較
他のクーラーボックスとも比較しておきます。
今回比較として選定したのは、人気の高い「コールマン スチベル」と保冷力がイエティよりも高いと言われる「オルカ クォート」です。同じくらいのサイズで、外寸、内寸、重量などについてシンプルにまとめています。
比較して思ったことは以下のとおり。
何を重視するかで決めるのも良いと思います。
コールマンのスチベルはこちらのレビュー記事でまとめていますので参考にどうぞ!
【コールマン スチールベルトクーラー】キャンパーを魅了するワケは!?
一生の相棒として使えるクーラーボックス
イエティのクーラーボックスはいかがでしたか?
確かに値段が高いクーラーボックスですが、構造や仕様をこだわり抜いたモノだからこそ価値があります。
耐久性があり、壊れた部品は交換可能なので、キャンプ人生の相棒として一生使い続けれると思うと、元が取れるのではないでしょうか。
ちなみに、ハワイやアメリカに行く予定がある方は現地で買う方が安くゲットできます。もちろん、そのまま飛行機に乗せて持って帰ってきました!ハワイに行く予定があるときは、どのショップで買えるのか記事の中で紹介していますので、良かったらぜひ読んでみてください。
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