こんにちは、bambi夫婦(@bambi_camp11)です!
真夏のキャンプで必需品のアイテムといえば、クーラーボックスです。食材の鮮度を保つ、冷たい飲み物が飲めるように保冷してくれるなど、重要な役割を果たしてくれます。
サイトの中でも存在感のあるキャンプギアですよね。
コールマンのクーラーボックスはいろんなモデルが発売されていますが、その中からスチームベルトクーラー(以下、スチベル)についてご紹介します。
アウトドアショップやSNSでよく見かけるスチベルですが、こんなこと思ったことはありませんか?
- コールマンの定番や極冷モデルと違うデザインをしている
- 他のモデルよりも値段が高い…
- 保冷力はどれぐらいだろう…
定番や極冷モデルとまた違った雰囲気で良いのですが、値段が高めですよね…。
ということで、今回のテーマはこちらです。
コールマンのスチベルは何がいいの?人気の理由を解説します。
この記事では、コールマンのスチベルに興味がある方、保冷力や使い勝手を知りたい方に向けて書いてます。最後まで読んでもらえると人気の理由が分かると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
結論から言います。
それでは、さっそくみていきましょう!
なんでスチベルを選んだのか?ポイントは3つ!
値段が高いのに、それでもスチベルを選びました。その理由は3つあります。
今までのキャンプ経験から、私が重要だと思う「クーラボックス選びのポイント」も合わせて解説していますので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
容量 | 食材や飲み物がたくさん入るか
サイズも重要だと思いますが、1番重要なのは容量です。
あなたに適した容量のクーラーボックスを選ばないと、食材や飲み物が入らなかったり、スカスカすぎて無駄にクーラーボックスのサイズが大きくなったりします。
どのくらいの容量が良いのかは、まず自分の使い方を想像することで見えてきます。
今までの経験やこれからどのようなキャンプをやっていきたいのか、食材や飲み物をどれぐらい持っていくかなどをある程度想定しておくと良いでしょう。
大人、子どもの人数からどれぐらいの容量が目安になるのか調べてみました。hinataの検証結果を参考にすると、1泊2日を想定した場合、クーラーボックスの参考サイズは下記の通りです。
- 60L前後:大人4~5人
- 50L前後:大人3人〜大人2人+子ども2人
- 40L前後:大人2人〜大人2人+子ども1人
- 30L前後:大人2人 (昼・夜の2食)
大人2人であれば30L前後で問題なさそうですね。
ただし、私たち夫婦の使い方から考えると、30L前後だと容量が少ない気がします。
食材はあまり多くないものの、飲み物は多め&たまに2泊3日をすることも踏まえると、最低でも40L前後、余裕があれば50L前後の容量をもつクーラーボックスが必要だと考えました。
保冷力 | 冷えた状態をキープできるか
保冷力の高いクーラーボックスであれば、食材の鮮度をキープし、飲み物を冷やされた状態が長く続きます。
私は冷えたビールを外で飲むのが、キャンプの楽しみの一つ。
クーラーボックスの種類はソフトタイプとハードタイプに分けられます。
- ソフトタイプ」保冷力が低いが、コンパクトに折りたためる。
- ハードタイプ:保冷力が高いが、サイズが大きい。
ソフトタイプはコンパクトで良いのですが、保冷力が低いです。衝撃に弱いため食材が潰れたり、缶が凹んだりするかもしれない可能性があります。
一方で、ハードタイプは壁の厚みと断熱材によって、構造的に外気の熱を遮断するため、保冷力が高いです。さらに、外からの衝撃を受け止めてくれるので、クーラーボックス内へのダメージも低減されます。
保冷力に関して、いろいろ調べてみると、基準が統一化されていないので、メーカーごとに性能を比較しづらいのがネック…。
コールマンは「保冷日数」という表現で商品やカタログなど記載されています。
「保冷日数」の定義を調べてみると…
「20℃前後の室温でクーラーボックス内に入れた氷が、溶けきっていない状態で残っている日数」
出典:CAMP HACK
下の表はコールマンの容量50L前後のクーラーボックスをまとめたものです。
スチベルは保冷日数は「4日」と高めということで選びました。
デザイン | 存在感のあるクーラーボックスなのか
食材や飲み物の取り出しをやすくするために、クーラーボックスはサイトの見えるとこに置くと思います。
クーラーボックスのカラーや形一つで、サイトの雰囲気が変わります。
キャンプスタイルに合ったクーラーボックスを選びたいですね。いろんなメーカーからおしゃれなクーラーボックスが発売されていますが、機能性だけでなく、自分好みのデザインなのかも考えて選びました。
コールマン スチールベルトクーラー(スチベル)
スチベルは、1954年に発売されて、今もなおキャンパーから絶大な人気を誇るクーラーボックス。まずは基本情報について解説します。
基本情報
本体サイズ | 約60×42×41(h)cm |
---|---|
容量 | 約51L |
重量 | 約7.5kg |
保冷日数 | 4日 |
材質 | スチール、ステンレス、発泡ウレタン、ポリエチレン |
仕様 | ラッチロック、ドレイン、ボトルオープナー |
正面にはボトルオープナーがついています。ビール好きな人にたまらないですね!
ハンドルはグリップがついており、滑りにくくなっています。
ロック方法はレバーをスライドさせてロックするタイプです。片手で回すことが可能。
地味ですが、これは大事なポイント!片手が塞がっても、開閉ができるので不便を感じません。
万が一、パーツが壊れたらコールマン公式サイトで新品を購入することができます。
コールマン パーツカタログ
カラーバリエーション
現在、コールマンのオンラインショップで「シルバー」は発売されていますが、「ストロベリー」「ターコイズ」の2色は、販売終了となっています。
ただし、Amazonや楽天市場では販売されていますので、チェックしてみてください。
代わりに、「ミッドナイト」「セージ」「バターナッツ」の3色が新色として販売中です。
この3色は販売個数に制限があります。
ミッドナイトとセージは、一部流通・オンラインショップ・昭島店限定となっております。コールマンの公式サイトをチェックして、在庫があればすぐに買った方が良いですね。2021年10月現在ですと、セージとバターナッツは入荷待ちの状態です。
Amazonや楽天市場の方が販売している可能性が高いため、欲しい方は売り切れる前にすぐに購入したほうが良いですね。
シルバーにはボトルオープナーがついていませんのでご注意ください。
コールマン スチールベルトクーラーの注意点
スチベルの注意点についてもみていきましょう。
ハードタイプなのに凹みやすい
スチベルは凹みやすいという情報をよく見かけます。
車に積載する時や設営、撤収時にものに当てないように注意していますが、ついに悲劇が起きました……
心配な方はスチベル専用のカバーが発売されていますので利用すると良いかもしれません。ただ毎回取り外さないといけないので面倒くさそうです。
現在、カバーは販売しておりません。
フタのゴムパッキンがない
「イエティ」や「オルカ」、「スノーピーク」などのハードクーラーボックスには、フタのゴムパッキンが付いています。スチベルには付いていないのが残念です。
ゴムパッキンの有無でどれぐらいの保冷力が変わるのか分かりませんが、冷気が逃げれるすき間はフタと本体との間しかないので、そこの密封性を高くなります。
記事後半には、保冷力を上げる方法を紹介していますので、良かったら参考にしてみてください。
コールマン スチールベルトクーラーの特徴と魅力
1954年に発売されてから65年経った今でも根強い人気を誇るクーラーボックス。
ここからはスチベルの特徴と魅力をお伝えしていきたいと思います。
余裕のある容量
約51Lの大容量タイプになります。
2Lペットボトルがそのまま縦に入るのが魅力的ですね。
BBQで高さが低いクーラーボックスを使っていた時期がありましたが、ペットボトルを横にして、その上に食材やら氷やらいろんなものを置くことになるので取り出す時が大変でした。そして元に戻すのも大変。
やはり飲み物をすぐに取り出せる方がラクです!
私の場合はこんな使い方をしています。
- 昼飯は手抜き料理、夜飯はキャンプ飯にチャレンジ、朝食はホットサンド系。料理によっては具材が多くなることがある。
- 飲み物は水2Lが2本、綾鷹2Lが1本。
- お酒は瓶ビールもしくは缶ビールを2~3本、チューハイ缶2本。
- デザートにプリンやゼリーを毎回食べる。
- 板氷や保冷剤を多めに入れて保冷力をあげたい。
ちなみにキャンプにいく前の写真はこちらです。2人だけなのに…飲み物系が多いですね。笑
底に飲み物などの重い物を先に入れて、その上に軽い食材など入れてきます。
前述の通り、一般的に家族4人分で1泊するのに適していると言われていますが、私たち夫婦の使い方や2泊することも踏まえると50L前後がちょうど良いくらいです。
かなり入れた方ですが、まだスペースがあり、余力のある感じですね。
十分な保冷力を持つ
保冷力のみで選ぶとしたら、「イエティ」や「オルカ」のクーラーボックスが最強クラスだと思います。
このあたりは【YETI(イエティ)】クーラーボックスは高いけど、買う価値ある?タンドラ 35を使ってみたい!に書いていますので、気になる方は参考に読んでみてください。
とはいえ、1泊2日程度ならスチベルの保冷力で十分です。
いつも持っていく板氷の2日目は、秋冬であれば3~4割凍ったまま、真夏であれば溶けてしまいます。真夏でもスチベル内は、まだひんやりする状態なので食材が腐るほどの温度になっていないですね。
さすがに夏場の2泊3日は厳しいですが、コンビニやスーパーで新しい板氷を購入すれば、保冷力は復活するので、全然問題ありません。
ちなみに、スチベルの断熱材は発泡ウレタンが使われています。
ハードタイプの素材は発泡スチロール < 発泡ウレタン < 真空断熱パネルの順に保冷力が高くなります。
ちなみに、発泡ウレタンはこんなものです↓ これが壁の中に入っているおかげで、外気の熱から遮断してくれます。
愛着のあるデザインと豊富なカラーバリエーション
私が使用しているスチベルは、ターコイズブルーになりますが、ノルディスクのウトガルドと似合いそうなので購入しました。
スチベルをテント内に入れても全然圧迫感を感じません。さすがウトガルドです。笑
まるでおうちのような広々としたテントでお気に入りです。
ちなみに、コールマンのシーズンランタンと同色カラーのスチベルでも販売されています。
ターコイズブルーは2015年のリミテッドエディションカラーです。2016年はストロベリー、2017年はヴィンテージブルー、2018年はレモネード、2019年はコーヒーでした。
出典:Coleman
2015~2018年限定カラーのスチベルです。
どれも魅力的ですよね!ターコイズブルーとストロベリーはネットで入手できそうですが、ヴィンテージブルーとレモネードはネットにあまり出回っていない気がします。
たまにワイルドワンで見かけるので、欲しい方はお店で購入した方がいいですね。
瓶ビールをすぐ開けれる
特に気に入っているところは、ボトルオープナー(栓抜き)が付いていることです。
ビール好きの私は、キャンプに行くとコロナやハイネケンなどの瓶ビールを飲むことが多いです。スチベルから取り出して、プシュッとすぐに開けれるので、ものすごくラク!
瓶ビールを開けるのが楽しみになってきますよ!笑
ちなみに、イエティのコルスターに入れることでさらに冷えにくくなります^^
水抜きができるのでひっくり返す必要なし
スチベルの底に水抜き用の排水口があるので、溶けた氷水をカンタンに抜くことができます。本体を少し傾けるだけで、ほとんどの水が排出されるのでラクですね!
保冷力を上がる方法(スチベルの改造)
今のところ、保冷力を関してはそんなに困っていませんが、これからの夏キャンプに向けて保冷力UPして損はないので、保冷力を上げる方法をご紹介します。
ロゴスの保冷剤で省スペース化&保冷力UP
ロゴスの保冷剤で保冷力をUPする方法。
今までコンビニやスーパーの板氷で保冷してきましたが、デメリットがありました…。
それはスペースを取られること。
板氷ってけっこう厚さありますよね!?
1泊2日であれば特に問題はないですが、2泊ってなると食材や飲み物が増えるので厳しくなってきます。
コンパクトな保冷剤を使えば、省スペースで保冷力UPが期待できます!
フタのゴムパッキン追加で密封性UP
「イエティ」や「オルカ」、「スノーピーク」のハードクーラーボックスをよく見ると、フタのところにゴムパッキンが巻いてあります。
これはフタのすき間から侵入する熱を遮断する効果を発揮してくれます。
スチベルにはパッキンがないので、市販のゴムパッキンを購入して巻くだけで効果が期待できます。
しかも、なぜかちょうど良い感じに溝があるので、カンタンに巻けそうです。100均にあるドアのすき間を埋めるもの貼ってみようと思います。
ソフト in スチベルの二重構造で保冷力UP
スチベルの中にソフトタイプを入れ、二重構造にすることで保冷力を上げる方法です。
正直なところ、暑いシーズン&スペースに余裕のある時にしか使わなさそうですが、保冷力の効果は期待できます。
ネットで検索すると、アルミシートでも代替えができますね。
クーラーボックスに合うように自作する方法が他のブログにたくさん書かれているので、参考にしてやってみたいと思います。
スチベルはデザイン、保冷力が優れたクーラーボックス
コールマンのスチベルはいかがでしたか?
「2人キャンプでスチベルは大きすぎない?」と思っていましたが、実際に使用してみると、大容量と十分な保冷力があって買って良かったです。
クーラーボックスはサイトの中で目立つギアの一つなので、機能性だけでなく、デザインも兼ね備えたスチベルは人気の高い理由であると思います。
この記事では紹介しきれなかったですが、実はカラーバリエーションは他にもあります。ブラックやグリーン、レッドなどもありますので、あなたの好みのスチベルが見つかるかもしれません^^
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