新年明けましておめでとうございます!
bambi夫婦(@bambi_camp11)です!
冬シーズン真っ最中ですが、キャンプを楽しんでいますか?
12月中旬にふもとっぱらキャンプ場に行ってきましたが、そのときの最低気温はなんと-8.4℃!
夜中に目覚めたら-8.4℃でびっくりしちゃったね!
こんなに寒い環境でもNANGA オーロラ750DXで快適に寝ることができました。さすがNANGAのシュラフって感じですね!
ということで、今回はNANGA(ナンガ) シュラフのレビューをしていきましょう。
私はオーロラ750DXとオーロラ1000DXを持っていますので、それらの違いや使用感について主にまとめています。
- 750DXと1000DXの違いは羽毛量だけじゃないの?
- 1000DXの方が暖かいことは分かるけど、750DXはどうなの?
- サイズに違いはある? など
NANGAのシュラフは高級品なので、慎重にシュラフ選びたいところですよね。
オーロラ 750DXと1000DXの違いやレビューをしている情報が少ないと思いますので、この記事を参考にしてもらえるとうれしいです。
それではさっそくみていきましょう!
ちなみに、1/3〜1/7まで3ten別注ナンガシュラフが特選タイムセールを実施中です。
通常よりも安くゲットできる珍しいチャンスですので、ぜひチェックしてみてください。
NANGA(ナンガ) シュラフはここがすごい!
NANGAは非常に有名なブランドなので、何が凄いのかご存知の方が多いかもしれませんが、簡単に説明しますね。
ダウン品質へのこだわりが高い
ナンガのダウンは、成熟した水鳥の羽毛を使用しています。
日本国内で洗浄・精製されているため、温度・湿度の管理能力が徹底されており、特有の臭いの少ないダウンを作り出せることが可能なんです。
かなりこだわって作れられているダウンってことだね!
中綿素材は4種類があり、FP(フィルパワー指数)の数字が高いほど良いダウンを意味しています。
- 650FP STD:スタンダードなダウン
- 760FP DX:コストパフォーマンスに優れた高品質のダウン
- 770FP UDD:湿気を通すが、水を吸わないダウン
- 860FP SPDX:ポーランド産ホワイトグースのみを使用した最高級ダウン
- 930FP ハンガリー産シルバーグース:非常に高い保温性をもつダウン
同じ重さのダウンでもFPが大きい方がふくらみが良く、暖かいということです。
各工程のエキスパートによる製造
NANGA製品は、自社工場の日本で生産されています。
そのため、羽毛の吹き込み、縫製、メンテナンスなどの各工程に熟練されたエキスパートの方が製造してくれます。
ひとつひとつの工程をきっちり行うことで安全安心な製品に繋がっていますね!
永久保証だから長く愛用できる
NANGAといえば「永久保証」がすぐに思い浮かぶかもしれません。
ナンガのシュラフであれば、購入期間を関係なく永久に修理対応してくれます。
さすが!MADE IN JAPANだね。
- 修理可能の可否は、製品状態を確認してからの回答になる
- NANGA公式サイトの「修理依頼書」を記入し、製品を同封して送る(往復分の送料は自己負担)
- 一部の修理は有償となってしまうケースもある
高額な商品だからこそ、何が不具合があったときに修理してくれると心強いですよね。
NANGA(ナンガ) オーロラシリーズの特徴
ナンガのシュラフはいろんなシリーズが販売されていますが、私が購入したのは「オーロラ」シリーズ。
独自の透湿防水素材「オーロラテックス」を採用し、水濡れに強く、蒸しにくい特徴があります。
「シュラフカバーのいらない寝袋」として長く愛用されているモデルですね。
オーロラよりも軽量な「オーロラライト」のシリーズもありますが、登山で使うことを考えていないので、多少重くて大きくても暖かさと価格重視でオーロラシリーズ(別注モデル)を購入しました!
ナンガオリジナルモデルよりも価格は低くて、ダウンの品質が良いモデルが多いよ!
別注モデルはコスパが良いよね!
別注モデルのダウンは高品質で優れた760FP DXを使用
繰り返しになりますが、購入したオーロラ750DXと1000DXはどちらも別注モデルです。
ナンガオリジナルのオーロラだと通常使用されるダウンはスタンダードな650FPですが、別注モデルはワンランク上の760FPのダウンが使われています。
実は羽毛の産地はヨーロッパが有名であり、ヨーロッパは地理的に高緯度に位置します。
そのため、水鳥は寒さから身を守るために保温性が高く良質な羽毛を備えて良質なんです。
760FP DXは、そんなヨーロッパ産ホワイトダックダウンのみを使用したダウンなので、高品質に優れ、保温性も高いダウンです。
YKKの特殊ファスナーで噛み込み低減、蓄光仕様
特殊なパーツの形状により、生地を中央に誘導し、噛み込みを軽減するファスナー。
蓄光樹脂なので暗闇の中でも光り、ファスナーがどこにあるのかすぐ見つけることができます。
ショルダーウォーマーで首回りの冷気をブロック
シュラフの上部に付いたチューブのことであり、チューブの中にダウンが入っています。
ドラフトチューブでファスナーからの冷気をブロック
ファスナーの内側に付いたチューブことであり、このチューブの中にダウンが入っています。
NANGA(ナンガ) ダウンシュラフ オーロラ750DXと1000DXのスペック
さっそくオーロラ750DXと1000DXの基本スペックをみていきましょう。
NANGA(ナンガ) シュラフ オーロラ 750DX (イベント用)
商品名 | AURORA 750DX イベント用 |
参考価格 | 46,000円(税込) |
カラー | グレー |
使用サイズ | レギュラー |
使用サイズ(実測) | 長さ200cm×肩幅75cm |
ダウンの種類 | 760FP スパニッシュダウン |
羽毛量 | 750g |
収納サイズ(実測) | φ21×46cm |
総重量 | 約1,400g |
使用温度 | 快適温度 -7℃ ~ 限界温度 -16℃まで |
表生地 | オーロラテックス (多孔質ポリウレタン防水コーティング素材) |
裏生地 | 40dn ナイロンタフタ |
NANGAテクノロジー | YKK特殊ファスナー、ショルダーウォーマー、ドラフトチューブ |
こちらのオーロラ750DXは、GO OUT CAMPのイベント時に購入したシュラフです。
なので、NANGAのオンラインショップでは販売していなく、イベント用シュラフになります。
この質感のグレーが欲しかったので買っちゃいました!
イベント用オーロラ750DXなので750FPのダウンを採用し、もちろんですが、NANGAのテクノロジーもしっかり詰め込まれています。
ファスナーはYKKの特殊な形状をしており、このファスナーのおかげで噛み込みを低減し、生地へのダメージも低減してくれます。
シュラフのファスナーってけっこう生地が噛み込むよね…。
あと蓄光機能もあるから暗くてもファスナーがすぐ見つかるよ!
また、ショルダーウォーマーとドラフトチューブも付いていますので、首元回りやファスナー部分から入る冷気の侵入を防いでくれます。
イベント用オーロラ750DXではないですが、オールブラックのシュラフはAmazonなどで購入可能です。
NANGA(ナンガ) シュラフ オーロラ 1000DX (3ten別注)
商品名 | AURORA 1000DX |
参考価格 | 57,000円(税込) |
カラー | ベージュ |
使用サイズ | レギュラー |
使用サイズ(実測) | 長さ210cm×肩幅77cm |
ダウンの種類 | 760FP スパニッシュダウン |
羽毛量 | 1,000g |
収納サイズ | φ23×52cm |
総重量 | 約1,550g |
使用温度 | 快適温度 -11℃ ~ 限界温度 -21℃まで |
表生地 | オーロラテックス (多孔質ポリウレタン防水コーティング素材) |
裏生地 | 40dn ナイロンタフタ |
NANGAテクノロジー | YKK特殊ファスナー、ショルダーウォーマー、ドラフトチューブ |
続いては、オーロラ1000DXですが、こちらは3ten別注モデルを購入しました。
ナンガに製造依頼したオリジナルシュラフのため、ナンガオリジナルのラインナップにはない、1000gモデルです。
表生地には、超撥水生地のオーロラテックスを採用。
ダウンの種類はスタンダードモデル/STDの650FPではなく、グレードの高いオーロラライトなどで使用している760FPを使用しています。
極寒や雪山3000mでも使用できるほどの実力をもってるよ!
オーロラ1000DXのファスナーもYKKの特殊なファスナーです。
ショルダーウォーマーとドラフトチューブも付いています。
ちなみに、今ならYahoo!ショッピングならクーポンを利用して54,500円(税込)で購入できますよ。
しかも、1/6までならNANGA メッシュバッグも1個付けてくれるのでお買い得!
NANGA(ナンガ) オーロラ 750DXと1000DXの違いは?
オーロラ750DXと1000DXのスペックをまとめるとこんな感じです。
どちらのモデルもダウンの種類は同じ、NANGAのテクノロジーも採用されています。
一見違うのはダウン量だけだと思いますが、メジャーで実測してみたら使用サイズや収納サイズに違いがありました。
ちなみに、細かいけどロゴの位置も違うよ〜。
使用サイズはほぼ同じだけど長さに違いあり!
画像の各寸法を測定してみたところ、若干1000DXの方が大きめの寸法になっています。
ですが、ほぼ同じサイズ感ですね。
<肩幅>
<首回り>
<足元>
違いがあったのはシュラフの長さです。750DXは200cm、1000DXは210cmと10cmの差があります。
<長さ>
また、後ほど詳しく解説しますが、サイズはほぼ同じでもボリューム感は違います。
同じように床に置いて比較してみましたが、1000DXの方がふっくらとしていますね。
画像だと分かりづらいですが、現物をみると見た目は全然違います!
1000DXの収納サイズは大きめ
真正面からみると、直径はほぼ同じ。
奥行きの寸法を測定してみると、750DXは46cm、1000DXは52cmです。
オーロラ1000DXは奥行きが長めですが、積載時は特に問題になりません。
レンタカーでMINIを借りたこともありますが、奥行きがあっても大丈夫そうですね。
NANGA(ナンガ) シュラフ オーロラライト 750DXと1000DXの使用感
今までのキャンプで使ってみた中で感じた使用感をレビューしたいと思います。
1000DXの方が暖かくてふんわり感を感じる
750DXだけを使っても十分暖かく感じますが、1000DXを寝比べてみると、やはり1000DXの方が暖かいです。
ダウン量は1,000gもあるしね!
そうだね!個人的には750DXの暖かさでも十分かな!
あと暖かさ以外に”ボリューム感“と”ふんわり感“にも差が出ていると思います。
1000DXはダウン量が多いため、750DXと比べボリューム感が凄いです!
横から見てみるとこんなにも差が出ていますね。
この画像は足元ですが、1000DXはシュラフ全体がボリューミーです。
足元で見比べると全然違う!
足が冷えやすい人は1000DXが良いかもね!
個人的に1000DXは足元が暖かく感じますね!
シュラフの中に入ってみると、1000DXの方が上面と下面の層も厚さがあり、”ふんわり感”があります。
1000DXの方が包み込まれている感じがあって気持ちいいですね。
どちらも電気毛布無しでも快適に寝られる
オーロラ1000DXの方が暖かいとお伝えしましたが、750DXも十分に暖かいです。
なので750DXや1000DXであれば、どちらも暖かく寝られるので電気毛布無しで寝ることができます。
秋冬シーズンに一回だけですが、寒さを心配して電気毛布有りで寝てみました。しかし、そのときは暑すぎて眠れなかったですね…。
以前まではモンベルの化繊タイプを使っていましたが、秋冬シーズンは電気毛布を使わないと寒くて寝られませんでした。
(冬用のシュラフではないものを使っていたという理由もありますが…)
ポータブル電源を持っていない人や電気毛布を使いたくない人、荷物を減らしたい人にはナンガの高性能なシュラフをおすすめします!
オーロラ750DXや1000DXであれば、十分暖かいので電気毛布無しでOKですよ。
オーロラ1000DXを収納袋に入れるのが大変…
オーロラ1000DXはダウン量が多いため、収納袋に入れるのが苦労します…。
シュラフを折りたたんだり、丸めたりして収納袋に入れるなんて不可能だと思います。
ひたすら手でシュラフを少しずつ押し込んでいくだけ。
これをやると一気に体が暖かくなるよ!笑
1000DXと比べてですが、収納しやすさの観点では750DXの方がまだやりやすい感じですね。
結論:750DXでも十分暖かいけど寒がりさんは1000DXもあり
NANGA オーロラ750DXと1000DXはいかがでしたでしょうか。
ダウン量の違いだけでなく、使用時の長さや収納サイズ、ロゴの位置などにも違いがありましたね。
750DXと比べると、1000DXの方がダウン量が多いため、全体的にふっくらしており、足元のダウンも多いので暖かいです。
人それぞれの寒さに対する耐性は違うので、今回シュラフの使用感をレビューするのはちょっと難しかったですね……。
最後に私と嫁の2人の意見はこんな感じ。
750DXでも十分暖かい!1000DXも良いけど、収納袋に入れるのが大変だから750DX派!
私は1000DX派!オーバースペックだけど、寒がりとしては安心感が何より!
みなさんはどちらのシュラフが欲しくなったでしょうか。
ちなみに、750DXと1000DX以外に800DX、900DXや他の別注モデルもたくさんあります。
じっくり検討してもらえたらと思います。
ちなみに、1/3〜1/7まで3ten別注ナンガシュラフが特選タイムセールを実施中です。
通常よりも安くゲットできる珍しいチャンスですので、ぜひチェックしてみてください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!