こんにちは、bambi夫婦(@bambi_camp11)です!
以前に「キャンプ用石油ストーブの比較」の記事を書きました。
いろんなストーブや情報がありすぎて悩んでしまうと思いますが、なるべくシンプルに比較できるようにまとめましたので良かったら読んでみてください。
悩みに悩んで購入したのが「フジカ ハイペット」です。
フジカは人気でさらに受注生産のため、納期待ちがすごく長い。私たちの場合は『5ヶ月』かかり、’19年5月末にゲットできました
本当に待ちましたよ…。忘れた頃に突然着払いで届く感じでしたね。笑
実際に使ってみて、キャンパーたちが絶賛する理由が分かった気がします!
今回は購入するまでの経緯とフジカ・ハイペットの魅力についてご紹介したいと思います。
フジカ・ハイペット購入までの経緯
私たちのキャンプ1年目は秋から始まり、寒い冬も楽しみながら、なんとか乗り越えました!その時に必要不可欠だったものが『 石油ストーブ 』です。
たまたま家にあったコロナの石油ストーブを持ち込んで、その暖かさに感謝しつつ、快適なおこもりキャンプを過ごしてきてました。
1泊2日程度なら燃料タンクに給油することなく、燃料がもったので助かっていました。まさに大活躍です!ノルディスク ウトガルドのテント内で使用していましたが、広いテントにも関わらず、本当に暖かさをキープしてくれました。性能性に何も不満はありませんでした。
その反面、いくつか問題点があったので買い換えることを決めたのです。
問題点① 移動中に灯油が漏れる
一番の買い替え理由は移動中に灯油が漏れることがイヤだったからです。
車内は灯油臭くなるだけでなく、他のキャンプギアに灯油が付着するので大変でした。
灯油漏れ対策として、石油ストーブ本体と燃料タンクを別々にして積載していました。
燃料タンクの方は「よごれま栓」という、つまみを引かないと蓋が開かないような構造になっているので、車内でタンクが倒れないように積載すれば全然問題はありませんでした。
問題は本体の方ですね。
燃料タンクを抜いても、どうしても灯油がまだ残っている状態です。
山道のカーブやでこぼこ道によって、車が揺らされ、底に残っている灯油も揺れ、ある高さから溢れ出てしまい、漏れてきます。
アウトドア用で使うことを想定して設計されていないと思うので、構造的に仕方ないことですがね…
問題点② 少しサイズが大きめ
車に積載する際、横幅と奥行が気になるところです。
寒いシーズンのキャンプはいつもより荷物が増える傾向にあるので、いかにスペースに無駄にすることなく、荷物が倒れないようにキレイに積めるかが重要になってきます。
毎回テトリスをやってるような感覚ですよね!
私の場合は、ストーブの上に軽い&高さの低いものを載せることが多いので、高さはそこまで気にしていませんでした。
奥行はどちらも約30cmで同じくらいですが、コロナの横幅は約45cm、フジカは約31cmです。この14cmが本当にデカイこと!!
テトリスのようにキレイに詰め込まないといけないので、なるべくコンパクトなストーブが欲しかったです。
問題点③ 好みのデザインではない
もう少し丸みを帯びたデザインが良かったので買い換えたい理由に入りました。
キャンプギアは性能や耐久性はもちろんですが、愛着のあるデザインでないとテンションが上らないですよね!笑
フジカ・ハイペットの魅力
まだ届いたばかりなのでレビューできるほど使用していませんが、試しに使ってみたかったので、「ほとりの遊びばキャンプ場」に持って行きました!
1日使用して思ったことと下調べした情報からその魅力をご紹介していきます。
① 灯油が漏れない
灯油漏れの経験から、やはり漏れない構造がかなり魅力的です。
フジカ ハイペットは倒れても灯油が漏れない特殊構造なタンクで特許技術になっています。初めてこれを見つけた時は感動しました!
メーカー非推奨ですが、燃料タンクを満タンの状態で持っていけるので、荷物も減らすことができます。
ちなみにほとりの遊びばキャンプ場に出撃した際、燃料タンク満タンの状態で行きましたが、灯油は漏れてこなかったです。
とりあえず、一安心!
10月上旬に長野県の「戸隠キャンプ場」で使用してきました。片道3時間ぐらいの道のりで、キャンプ場に近づくにつれてカーブも多かったですが、灯油が漏れることはありませんでした!
② 最低限の燃焼時間を確保
以前比較したストーブの中では燃焼時間は最も短いけど、私たちの使い方として、夕食後から石油ストーブをつけ始めるため、12時間あれば次の日の朝まで燃焼するのではないかと思っています。
灯油を余すことなく使用できれば、燃料タンク内は空になるので軽量化にも繋がるし、古い灯油をなるべく残らないようにした方がストーブへの負担も減り、故障せずに長持ちするのではないかと思いました。
そう言っても燃料切れしたら困るので、心配性な私は灯油タンクを購入しました。お洒落なタンクで気に入ってます。いろんなサイズが発売されていますが、フジカ・ハイペットのタンク容量は3.6Lですので、5Lで十分かなと思いますね!
あと灯油が燃料のペトロマックス HK500も使っていて、足りなくなったら補充することができるので安心です。
③ コンパクト・軽量
ノルディスク ウトガルドで積載スペースを取られるので、なるべくコンパクトの方がイイですね。比較したストーブの中では、横幅×奥行が約30cm×30cmなのでコンパクト!
コロナの重量は7.4kgに対して、フジカは5.5kg!
実際に車に積載したらスペースに余裕ができ、持ち運びもラクになりましたね。
今までは「灯油が漏れる」という恐怖が常にありましたが、フジカは何も気にせずに持ち運びができるのでストレスも低減!
④ 好みのデザインである
丸みを帯びた可愛らしいデザインが気に入っています。
色はブラックとホワイトの2色が販売されています。ホワイトの方が若干高いです。私たちはブラックにしました。
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⑤ 調理ができる
どの石油ストーブにも言えることですが、天板にケトルや鍋を置いて調理できるのがイイですね!
ストーブを囲みながら鍋料理やおでんを食べるとなぜか格別に感じます。ケトルでお湯を沸かしたり、お茶を温めたりといろんな使い方ができるのが嬉しいです。
冬までに五徳を買わないといけないですね。
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⑥ 反射板があれば壁際でも置ける
オプションになりますが、反射板を購入することができます。
メリットはテントの壁際に置けれるようになること!
通常は石油ストーブを中心に360°熱を放射しますが、反射板をつけることで正面方向に熱を放射してくれます。
テントの端に置けるだけでなく、正面に集中することで暖房効果を高めることができます。
フジカ・ハイペットの購入方法
ご存知かもしれませんが、フジカ ハイペットはネットや店頭で購入することができません。電話発注のみになります。
注文受付専用ダイヤルがあるので、注文する商品と届け先の郵便番号、住所、名前、電話番号を伝えればOKです。
受付時間:平日 10:00 〜 18:00 (土・日・祝日を除く)
詳細はフジカHP をご確認ください。
まとめ
まだ1日しか使っていないですが、買って満足しています!5ヶ月待った甲斐がありましたね!
移動中に燃料が漏れる心配をしなくて済むし、コンパクトで軽くて持ち運びも苦にならない。暖房効果はまだ試していないので、冬に試してみたいと思います。これからの冬が楽しみですね!笑
もし気になっている方がいましたら、とりあえず納期だけでも確認するといいと思います。まだ今年の冬シーズンに間に合うかもしれないですよ!
去年の私たちは、早めにストーブを検討しなかったことで出遅れました。
早めの検討をおすすめします!
フジカ・ハイペットを購入しましたが、他の石油ストーブは燃焼時間が長かったり、お洒落なものがたくさんあります。ひょっとしたら在庫がありゲットできるかもしれないので諦めずに探してみましょう!