こんにちは、bambi夫婦(@bambi_fufu)です!
キャンプ飯といえば、「ダッチオーブン」ではないでしょうか。焼く、煮る、蒸す、揚げるなど全ての料理工程ができる鍋であり、一度買えばメンテ次第で一生モノとして使い続けることができます。
一方で「メンテナンスがメンドー」「サビたらイヤだな」と買った後にお手入れが大変なイメージがあり、購入するか悩んでいる方もいると思います。実際に私も思っていました。
ユニフレームのダッチオーブンは鋳鉄製ではなく、黒皮鉄板製なのでメンテナンス性が向上し、サビにくい素材になっています。洗剤でゴシゴシ洗えて、お手入れも比較的ラクです。
取り扱いやすく、初心者におすすめしたいダッチオーブンになります。
今回はユニフレーム ダッチオーブンのレビュー記事になります。
ユニフレーム ダッチオーブン 基本情報
出典:Amazon
ユニフレームのダッチオーブンは他のモノと違う特徴があります。
それは「黒皮鉄板製」であること!
下図にあるように、鉄部の周りを2種類の皮膜で覆っていることが分かりますね!黒皮鉄板は熱伝導が優れており、実は業務用の中華鍋やフライパンにも使われています。
出典:ユニフレーム
黒皮鉄板のメリットを詳しく解説していく前に、まず鋳鉄製ダッチオーブンについて、どうお手入れをするのか説明します。
鋳鉄製ダッチオーブンは皮膜に覆われていないため、キチンとした手入れ方法でやらないとカンタンに錆びてしまいます。つまり、慣れが必要ですし、正直メンドーです。
①使用後のダッチオーブンに水かお湯を張り、沸騰させる。
沸騰させると、焦げ付いた汚れが浮き上がってくる。
②お湯が触れるくらいの温度に冷めるまで待つ。(※)
③たわしなどで汚れを落とす。
④空焚きさせて、水分を蒸発させる。
⑤オリーブオイル(サラダ油)を塗る。
※鋳鉄製ダッチオーブンは急激な温度変化に弱いため、水でいきなり冷やしてはいけません!割れてしまう可能性があります。
しかし、ユニフレームのダッチオーブンは黒皮皮膜とクリアラッカー皮膜で覆われているため、鋳鉄製ダッチオーブンのメンドーなことをカバーしてくれるメリットがあります。
上記①②の作業が不要になります。
「黒皮」と呼ばれる表面は、鉄を1200℃に加熱し、圧延していく過程でできる酸化皮膜のこと。この黒皮が赤サビを防止する役目を果たしてくれます。
「皮膜」というと、一般的な塗装皮膜のような異なった物質が付着しているものを想像するかもしれないが、黒皮皮膜は違います。鉄自身が酸化変質したものなので、剥がそうとしても簡単に剥がれるものではありませんので、安心して使用することができます。
以上をシンプルにまとめるとユニフレーム ダッチオーブンの特徴はこんな感じになります!
ダッチオーブンなのに、ラクに洗えるのでカンタン!
黒皮皮膜というのは、先ほど記述したように酸化皮膜であるため、家庭用洗剤や金タワシでゴシゴシ洗っても、簡単に剥がれるものではないです。
つまり、家庭用洗剤でいつでも清潔に保ち、金タワシで焦げ付きを落せしやすいのでラクに洗えることができます。
わざわざお湯を沸騰させて、冷えてからゴシゴシ洗う必要がなくなるので、メンドーな工程がなくなるのがうれしいです。
サビにくい
「メンテ不要」までは言い切れませんが、酸化皮膜が表面を保護するため、赤サビが発生しにくいです。
キレイな状態で長く使い続けることができますね!
強い衝撃&急激な温度変化でも割れにくい
一枚の鉄板で圧延加工しているので、万が一地面に落として、強い衝撃を与えたとしても割れにくいです。同じ理由で、急激な温度変化を与えても割れにくい。
急加熱・急冷却を気にする必要がなく、非常にタフなダッチオーブンであるため、アウトドアシーンに向いていると言えます。
ユニフレーム ダッチオーブン サイズ
2020年現在なら4種類のサイズがあります。12、10、8、6インチです。
6インチは2020年限定商品であり、数量限定で生産されています。
12インチ
出典:ユニフレーム
サイズ | 鍋径約30.5×深さ13cm |
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重量 | 約8.8kg |
満水容量 | 約8.2L |
適正炊飯量 | 2〜12合 |
豪快な料理にぴったりで大人数などグループキャンプするのに適しています。
大きめの鶏や丸ごとのカニもダッチオーブンにおさまります。
10インチ
出典:ユニフレーム
サイズ | 鍋径約26×深さ11cm |
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重量 | 約5.8kg |
満水容量 | 約5.0L |
適正炊飯量 | 1〜7合 |
グループからファミリーキャンプまで幅広く使えます。
10インチはどんなシチュエーションでも満足できるベストサイズ。
8インチ
出典:ユニフレーム
サイズ | 鍋径約20.5×深さ9.5cm |
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重量 | 約4.2kg |
満水容量 | 約2.9L |
適正炊飯量 | 1〜4合 |
1〜2人の少人数にぴったりのサイズ感!2台目のダッチオーブンとして持つ人も。
フライドチキンやチャーハンにおすすめです。
6インチ(2020年限定)
出典:ユニフレーム
サイズ | 鍋径約15×深さ7.7cm |
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重量 | 約1.8kg |
満水容量 | 約1.2L |
大人気の6インチサイズが今年も数量限定で生産しています。
かわいらしい小型サイズ。
ユニフレーム ダッチオーブン 選んだ理由
いろんなダッチオーブンがある中でユニフレームを選んだ理由を説明します。
洗剤OK!使用後の洗いがラク!
ユニフレームの選んだ最大の理由は「家庭用洗剤が使用できる」からです。
鋳鉄製ダッチオーブンだと、お湯を沸騰させて、冷えるのを待ってからタワシで洗う必要があります。しかも、家庭用洗剤を使用すると、せっかく馴染んだ油が抜けてしまうので使うことができません。
その点、ユニフレームのダッチオーブンは家庭用洗剤を使えるし、お湯が冷めるまで待つ必要がないのが魅力的です。ただでさえ、キャンプでの食器洗いは面倒くさいからラクできるところはラクしたい!
キャンプの時だけじゃない!IH対応でおうちでも使える!
キャンプの時だけ使用するのも良いですが、おうちでも使えるならうれしいですよね!
ダッチオーブン料理は具材や調味料を入れたら、あとは時間をかけて待つだけ!待っている間はTVやYoutubeを観てられます。笑
鋳鉄製ダッチオーブンに比べてサビにくい!
私は鋳鉄製スキレットを使用しています。サビないように注意して取り扱っているつもりですが、やはり少しサビが発生していることがあります。おそらく、急いで片付けようとしたり、少し面倒くさいと思うと疎かになっているのではないかと思っています。
そうゆうこともあって、なるべくサビにくい方がメンテナンスもラクだし、キレイに使い続けると実感しました。
コスパのバランスが取れている
実はSOTOのステンレス製ダッチオーブンが欲しかったです。
個人的に、あれはダッチオーブンの中でメンテナンスフリーなので最強!
家庭用洗剤で洗うだけでOK!しかも、サビることはないのでシーズニング不要!
ただかなりお値段が高いので手が出せませんでした。笑
メンテナンス:(ラク) ステンレス > 黒皮鉄板 > 鋳鉄 (メンドー)
バランスが取れている、ユニフレーム(黒皮鉄板)を選びました!
ユニフレーム ダッチオーブン 注意点
使っていて感じた注意点についてです。
サビるときはサビる
私の体験談ですが、失敗したことがありますのでシェアします。
サビにくいと思っていたので、食べ終わった後に、片付けが面倒くさくなってしまい、次の日までそのまま放置したことがあります。トマト系の料理だったのですが、翌日ダッチオーブンを見たら、なんと若干のサビがっ!!
そんな目立つサビではなくて良かったですが、ショック受けました。
「なんだかんだサビないでしょ」って思っていましたが、やっぱりその日のうちに片付け&手入れまでしないとサビると分かったので気をつけようと思いました。
使い終わった後の手入れは必要です!
サビるときはサビますので、やはりちゃんと手入れをしましょう!
使用後に調味料などの洗い残しがある場合、そこから鉄が腐食し、小さな穴のようなヘコミができます。その状態で使い込んでいくと、腐食してヘコミが大きくなります。
使用後は、洗い残しがないように、しっかりと洗浄し、シーズニングを実施しないといけないです。
バランスの取れたダッチオーブンならユニフレーム
ユニフレームの黒皮鉄板はメンテナンス性と価格のバランスが取れたダッチオーブン。
鋳鉄製ほどの面倒な作業がなく、ステンレス製ほど価格が高くないという、まさに自分が探していたモノでした。「ダッチオーブン料理も楽しみたいけど、面倒くさすぎるのもイヤ!」と共感していただける方におすすめします。
ただし「そこまで面倒に感じなかった、安い方がイイ」と思う方は鋳鉄製ダッチオーブン、「高くてもメンテナンスがラクな方がイイ」と思う方はステンレス製ダッチオーブンが合っているでしょう。
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